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ゲーミングマウス ロジクールG402 vs G304 比較レビュー

※ 記事内の価格はすべて執筆時点(2023/03/22)価格です。

G304のボタンが少なすぎて不便だと感じていたのでG402を購入しました。

以前書いたG304単体レビュー。

「お前、HyperXのマウス買うんじゃなかったんか??」という話なんですが、G402がクーポンで安く買えたのでこっちにしました。

今回は人生2個目のゲーミングマウスとして、G304からの乗り換え先としてG402はどうなのか?どっちが使いやすいのか?という話です。

自分はマウスをたくさん持っているわけでもなく、FPS自体も超ザコなので、センサーがスゴイ!とかは全くわかりません。
持ってみた感じやボタンの配置、使えるボタン数とかどうなの?って話を書きます。

※ ブログ執筆時点価格
価格:4900円

買って良かった度:★☆☆☆☆(1)

 

サイズが全然違う

まず最初に持ってみて思ったことです。見た目の大きさはそんなに違いませんが、実際に握ってみるとG402はデカすぎます。
逆にG402を先に使っていた場合、G304は小さすぎる!という感想になると思います。

持ち方の違いによる力の入り方というか、疲労感みたいなものはG402のほうがかなり大きいです。G304のほうが少ない力で動いている感じがあって疲れません。重さも1.5倍ぐらいあるので結構つらいです。

G304は親指と薬指と小指を使って持ついわゆる「つまみ持ち」に適しているマウスで、G403はベタっと手のひら全体をマウスにくっつける「かぶせ持ち」をしないと左上のボタンに指が届かないため、持ち方から慣らす必要があります。

G304 ⇔ G402の交換を検討している方は「マウスの持ち方をかなり変える必要がある」ということをまず考慮したほうがいいと思います。

 

ホイール下ボタンの有無

これは商品画像を見ればわかることなんですが、G304にはホイール下にボタンがあり、G402にはホイール下にボタンがありません。

実際に使ってみると、ここの違和感が想像していたよりも大きいです。ホイール下ボタンの使用頻度が高い場合は慣れるまで空振りすることになると思います。

 

G403の左上ボタンの使いづらさ

「左クリックしようとして左上ボタンを押してしまう」という話は聞いていましたが、自分は意外とそういうことはありません。

それよりも手前と奥のボタンの押し分けが難しいです。
特に左上手前のボタンを押そうとすると「マウスを持ちながら人差し指だけを曲げる」という、これまでの人生で一度もやろうと思ったことがない動作を要求されるため、難易度が高いと感じます。

 

サイドボタンの体感的な位置が違う

G304とG403はどちらも左側の真横にボタンが2つあります。
ここのボタンの使い心地は同じ感じかな?と思っていたのですが、前述の「持ち方の違い」による体感の差が意外と大きいです。

具体的には、G304は「普段から親指を置いている位置のすぐ近くに2つのボタンがある」という感覚なのですが、G403は左上ボタンに人差し指が届くように奥側を意識して持っているため「かなり手前に2つのボタンがある」ように感じます。
正直かなり押しづらいです。

 

G304のボタンの少なさ

元々「ボタン3つじゃ足りない」と思っていてG403に買い替えたこともあり、G403をちょっと使ってみてからG304を使うとボタンが少なすぎて気が狂いそうになります。

商品ページやレビューサイトでは使えるボタンの数と機能が「わざとわからんように書いてるんか?」というぐらいわかりづらいので、ここで使えるボタンについて書いておきます。

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「G304」はマウスの左側面に2ボタン、ホイール下に1ボタンがあり、合計3つのボタンが自由に割り当て設定可能です。

キーの同時押しを割り当てることや、「このキーを順番に押したことにする」というマクロ機能も使えます。

よって、「しゃがみながらガードボタンを押すと出る特殊コマンド」のような物にもプッシュ1つで対応できます。

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「G402」は左クリックの左上に2ボタン、マウスの左側面に2ボタン、更にその下に1ボタンがあり、合計5つのボタンが自由に割り当て設定可能です。

商品説明などでは「DPIボタン」「DPI切り替えボタン」「DPI SHIFT」「戻る」「進む」などと書いてあり、「使わね~よそんなボタン」と思ってしまいますが、これはデフォルトの設定ではそうなっているというだけで、実際にはロジクールのソフトを使って好きなキーに変更できます。

同時押しとマクロ機能はどちらのマウスでも使えます。

また、G304は光りませんが、G402の「G」マークは画像のように本当に光ります。
光を弱くしたり、まったく光らないようにする設定が可能です。

普通はやらないと思いますが、両マウスともに左クリック・右クリック・ホイールボタンを別のボタンとして割り当てすることも可能です。

 

ボタンの深さや重さ・固さなど

クリック音やクリック感は両機種でほぼ同じでした。
どちらのほうがボタンが浅い・深いということもありません。G402のレビューで「ホイールが固い」というのを見かけたんですが、それも特に感じませんでした。
ホイールのカリカリ感というか、引っ掛かりはむしろG304のほうが若干強いぐらいです。

 

色々書いているうちに長くなってしまったので、両機種の特徴と印象をまとめておきます。

 G304

・クリックとホイール以外のボタン数は3つ。
・左側面に2ボタン、ホイール下に1ボタン配置のポピュラーな形状。
・小さい。大きめのマウスを使っている人はかなり違和感あると思う。
・「つまみ持ち」に慣れると小さな力で動かせる。疲れにくい。
・普段の事務作業とかはG402より圧倒的にこっちのほうが楽。
ロジクールの無線ゲーミングマウスの中ではかなり安い。
・充電式ではない。単三電池1本で動く。
・自分は使っていてボタン数が足りないと思った。
・でもプロはこのボタン数のマウス使ってる人が多いっぽい。

 G402

・クリックとホイール以外のボタン数は5つ。
・左側に5ボタン全てが寄っている。独特の形状。
・ボタンはちょっと押しづらいところも。慣れれば問題なさそう。
・でかい。小さめのマウスを使っている人はかなり違和感あると思う。
・重い。正直疲れる。
・「かぶせ持ち」一択。ホールド感はある。手汗めっちゃ付く。
・有線タイプ。値段は高くもないし安くもないと思う。
・手が小さい人は絶対にやめておいたほうがいい。
・とにかくフリーのボタンが5つ欲しい人向け。

 

この2機種間での買い替えを検討している人には「かなり違うので苦労します」とはっきり言えるぐらい使い心地がまったく違います。
どちらが良いということはなく、それぞれ良さがあってどちらが合うかは人によると思います。

どちらも使ったことがない人がG304とG402のどっちを買うかで迷っている場合は「疲れないのはG304」「ボタンがいっぱいあって便利なのはG402という感じです。事務作業や普段使いも考えているならG304のほうをおすすめします。

もともと使っていたのがG304で、新しいほうがG402なので、全体的にG402に不満がたくさんあるような記事になってしまいましたが、これらはほとんど「慣れの問題」で片付きそうなのも確かです。

G402への買い替えは「すごくいいね!」とは思わなかったものの、とにかくボタンがたくさんあるマウスが欲しかったので、そういう意味ではまずまず満足しています。

 

※23.07.15追記

★3評価でしたが訂正しました。
重すぎる、でかすぎる、ケーブルが邪魔の三重苦で使わなくなりました。

新たな多ボタンマウスを求めて今日G502Xを触ってみたところ、あまりの出来の違いに驚いています。

G502Xを知ってしまうとG402はくそマウスです。ロジクールの多ボタンを探しているのであれば価格が2倍でも断然G502Xをおすすめします。

 

G502Xのレビュー

G502Xの有線タイプは9800円(※執筆時点)で買えます。G402に5000円出すぐらいなら絶対にこちらのほうがおすすめです。
理由は読めばわかります。