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マルチモニターで「デスクトップの複製」ができない時の解決方法

めちゃくちゃニッチ需要な感じですが、最近ベッドの枕元にモバイルモニターをぶら下げて寝ながら動画を見たりゲームをする環境を構築した(終わりのオタク)際に死ぬほど困ったので記事にしました。

 

 

モニターを接続すると「拡張」ディスプレイになる

これは普通の挙動ですね。

通常、追加で接続したモニターは「拡張」ディスプレイ、つまりデスクトップの範囲をモニター1枚分拡張するためのディスプレイとして扱われます。

しかし、今回欲しかったのはPCデスクに設置してあるメインモニターとまったく同じ画面・映像を表示する「複製」ディスプレイなので、表示を変更するための設定が必要です。

 

 

Windowsのディスプレイ設定

Windowsのディスプレイ設定は

①デスクトップの何もないところを右クリック

②ディスプレイ設定をクリック

という操作で開けます。

 

 

で、ディスプレイ設定の下の方にある「マルチディスプレイ」の部分が「表示画面を拡張する」になっているので、これを「複製する」にするだけでまったく同じ画面が2枚のモニターに表示されます。

接続モニターが3枚以上の場合は「デスクトップを2と3に複製する」というような表示が出るので、同じ画面を表示したい組み合わせを指定すればOKです。

 

 

画面が暗転するだけで「複製」できない

・・・と、多くのインターネットサイトなどにはこのように説明されており、大多数の方はこれですぐに設定が終わるはずなんですが、自分の環境ではこの設定を行っても一瞬画面が暗転するだけで「複製」ディスプレイにはならず、勝手に「拡張」ディスプレイに戻されてしまいます。「拡張はできるが複製はできない」という状態です。

調べてみると同様に「拡張にしかならず困っている」「自動で設定が戻される」という事例が少数ヒットしたんですが、解決方法は見つかりませんでした。

なお、もともとPCデスクで使っていた2枚のモニター同士では上記の方法で「複製」ができており、追加で購入したのが激安中華モバイルモニターだったので「これまた安物買いの銭失いか?」とも思いましたが、色々試して別の方法で解決できました。

 

 

Nvidiaコントロールパネルを使う

デスクトップの右下の端っこにある「^」みたいなマークをクリックするとトレイが開くので、その中からNvidiaのマークを右クリックします。

 

NVIDIAコントロールパネル」をクリックします。

 

左側のメニューから「複数ディスプレイの設定」をクリックします。

 

 

まず、メインモニターとして使いたいモニターが設定できているか確認してください。
番号の振られているモニターの絵にマウスカーソルを合わせるとモニター名が表示されます。花みたいなマークが右上についているのがメインモニター扱いになります。

 

 

メインモニターを変更したい場合、希望のモニターを右クリックして「プライマリにする」で変更できます。「プライマリ」とはメインモニターという意味らしいです。

 

メインモニターの確認が終わったら、「複製」モニターとして使いたいモニターを右クリックし、「クローンに使用」にカーソルを合わせます。
他のモニター番号が選べるので、「プライマリ(メイン)」に設定したモニターの番号をクリックしてください。

 

 

2番のモニターと3番のモニターが合体し、右上にプライマリのマークがついています。これで「2と3のモニターはメインモニターとして同じ画面を表示する」という状態に設定できました。
画面右下の「適用」をクリックして完了です。

 

 

解決まで2時間ぐらいかかった!!

死ぬほど困ったので、同じ内容で困っている人の参考になれば幸いです。

 

 

「Filmoraは買い切りがおすすめ」はエアプ!年間プランの方がおすすめな理由

【最新版】Wondershare Filmora 13 動画編集ソフト Windows版 使いやすいビデオ編集ソフト 永続ライセンス DVDパッケージ版

前回の記事の続きです。いや、別に続きではないかも。

ここでは自分が実際に使用している動画編集ソフトFilmora(フィモーラ)の保証サービスと追加プランの必要性やセールの割引、買い切りと年間サブスクのどちらが良いのかなどについて書きます。

あまりにも適当すぎる他所のFilmoraの紹介記事や紹介動画にむかついたので書きました。怒りが原動力のときは筆が乗りますね。

 

「サブスク」か「買い切り」どっちがいい?

一番大事なことから書きます。

Filmoraには月割り、月額のプランは存在しないため、「1年間プラン」か、買い切りの「永続プラン」のどちらかを選択することになります。

「Filmoraは買い切りがあるのがいいよね!」とか「初心者には買い切りがおすすめ!」とか紹介している人はエアプです。

Filmoraについて調べると8~9割がたの記事や動画が買い切りをおすすめしていますが、自分は絶対に年間サブスクをおすすめします。以下にその理由を説明します。

 

約1年ごとに大型アップデートが入る

Filmoraは約1年ごとにパッケージが新しくなります。

まず、この事実に深く触れている記事や動画はとても少ないです。
理由は簡単です。情報発信者が実際にはソフトを長期的に使っておらず、下調べもしていないエアプだからです。

「買い切りと年間プランどちらが良いか」を語る上で、Filmoraに過去どれぐらいの周期で大型アップデートがあったか、どのような内容のアップデートを経てきたかということまでを紹介しているものは見たことがありません。

Filmoraを買い切りで購入すると大型アップデートには対応していません。
Filmora13を買い切りで購入した場合は、仮にその直後にFilmora14が出てもFilmora13の機能までしか使えません。

大型アップデートでは目玉となる新機能が毎回3つほど追加されます。
1年以上使っているユーザーであれば試してみたくなる、「いいね、そういうの欲しかったんだよな」と思うようなものが実装されます。
adobeのpremiere proを後追いで真似したような機能が追加されることが多く、機能面で先行する高級ソフトとの差を埋めるものとなっています。

ちなみに12→13ではキーフレームのイージング機能、短文テキストからAIが背景や人物画などの素材を生成してくれる機能、ソフト内で矢印などの図形を自由なサイズと色で生成してそのまま素材として使用できる機能の追加がありました。この中ではイージング機能の追加がかなり大きかったです。

なお、現行のFilmora13は23年末頃にリリースされたので、この記事を書いている時点で既に4か月程度が経過しています。

 

② なぜあなたは買い切りを選ぶのか

Filmoraの1年間プランの価格は6980円、永続ライセンスは8980円です。

恐らく皆さんは「年間サブスク?そこまでモチベーションがあるわけじゃないし、固定出費になるのは嫌だな・・・」と思っていることでしょう。

でも、よく考えてみてください。

「モチベが続かなくて1年以内に飽きてやめてしまう」想定なのであれば、8980円を払うより6980円で済むほうにしておいたほうがいいはずです。

飽きたら12か月の間に解約すればいいので、スマホのアラームやWindowsのカレンダーから通知が何度も出るようにしておけばいいだけの話です。
「飽きるパターン」を想定しているなら、これだけで年間プランにしておくほうが2000円得をします。

では、あえて価格が高く、期限が設定されていない方を選ぶのは「1年以上使うつもりがあるから」ということになります。

しかし、1年以上使わないと払った金額を回収できないプランなのに、「追加で実装される最新の機能は使わせてもらえない」のはおかしいと思いませんか?こちらを選ぶメリットってあるんですかね?

このように、ちゃんと考えてみると「すぐに飽きるパターン」でも「ハマってずっと使っていくパターン」でも買い切りを選ぶメリットはないということです。

唯一、買い切りを選ぶ意味があるパターンは「1年以上飽きずに使い続け、それだけハマっても最新の追加機能や改善が一切欲しくならない」という場合だけです。

 

 

安値で買えるのはいつ?セールは?

正直いつ買ってもいいです。

「〇〇セール 〇月〇日まで!」とか書いていますが、実は値段はいつも同じです。
定価の表示に横線が引かれて割引されているように見えるのもいつも同じです。

年間プラン6980円が標準価格です。
これより安い表示が出ているのであればお得な時期と言えますが、自分がブラックフライデー等で過去に見たことがあるのは有料動画素材が使い放題になる追加プラン付きのものと、買い切りのプランが普段より500円安くなるというものだけなので、通常の年間プランがお得になることは恐らくありません。
たとえ値引きされていようが買い切りプランをおすすめしないのは上に書いた通りです。

 

クーポンについて

最近はクーポンをほとんど出していないようです。

また、出ていたとしても永続ライセンス(買い切り)向けか、それほど大したことのない額のようなので「クーポンが出るまで待つ!」みたいなことはあまり考えなくていいと思います。

過去のクーポンを紹介していた跡地のようなサイトを見ると「33%割引!」などと大きな数字が書いてありますが、これは表示上の定価(年間9979円、買い切り11979円)から逆算した数値であり、実際にはそんなに安いパターンは過去に遡っても存在しません。

また、直近で行われていた(らしい)LINEクーポンも記事執筆時点では発行されていませんでした。

 

 

料金体系と追加プランについて

マルチプラットプラン、クリエイティブアセット、ダウンロード保証サービスなど色々ありますが、これらは基本的には一切必要ありません。

 

① マルチプラットプラン

これはWindowsのPC以外でFilmoraを使用したい場合に選択するプランです。
MaciPadAndroidも対応しているらしいですが、自分はWindowsでしか使ったことがないので本当に快適に使用できるのかはわかりません。
Windowsでしか使わない人には不要です。

 

② クリエイティブアセット

Filmoraには無料の素材が多数内蔵されていますが、さらに追加で有料の素材やエフェクトを使えるようになります。
しかし、有料素材だからといって無料のものよりも遥かにクオリティが高いという感じでもない(何なら無料素材のほうがイケてることのほうが多い)ので、別にいらないです。
無料素材で満足できなくなってくる頃にはトランジションとかフレームとかはある程度自作したり、ネットで素材を収集したりするようになっていると思います。

 

③ ダウンロード保証サービス

PCを買い替えた際などに再インストールをサポートするというものですが、存在している意味がよく分かりません。
インストーラーは何度でもDLできますし、契約情報はIDに紐づいているので不要です。

 

 

公式サイト(紹介リンク)

当記事が参考になったと思ったら

こちらのリンク経由で購入していただけると助かります。公式提携の紹介リンクなので。

買い切りにしてもらった方がポイントが高いので筆者は得(何なら追加プランも全部付けてほしい)なんですが、本当に年間プランほうがおすすめなのでそう書きました。てか「保証と追加プランいらない」とか「セール意味ない」とか書いたけどいいんかな。たぶん見てないと思うけどダメなら連絡ください。

 

 

ドミノピザアプリでハーフ&ハーフが注文できないときの対処方法

ドミノピザ攻略第二弾です。

福袋の二次抽選に当選したのでアプリ注文限定の「ピザ毎月無料券」を使用してみたのですが、アプリからの注文ではハーフ&ハーフが表示されません。

「まさかクーポン使用時のハーフ注文対策?」と思って焦りましたが、色々と操作してみるとそういうわけではないことがわかりました。

ドミノのネット注文周りは公式ページも含めて昔から本当におかしくてイライラさせられます。

 

 

ドミノピザアプリでハーフ&ハーフが注文できない

では、「常識的に考えてこういう操作をするだろう」という画面推移を示しながら、順を追って説明していきます。

 

① ピザメニュー画面

これがメニュー画面です。

見ての通り、ハーフ&ハーフを選択できる表示がありません。

メニューを開く前にクーポンを入力した人は「クーポンでハーフを注文できなくなったか!」と思うかもしれませんが、クーポンなしでもこの画面でハーフは選べません。

とりあえずサイズと生地を選択し、「追加」ボタンを押してみます。

 

 

 

② 商品がカートに入る

ピザを「追加」するとそのままカートに入ります。
左下の青いボタンに個数と金額が表示されていますね。

ハーフはどのタイミングで選べるのでしょうか?支払い前ですかね?
というか、追加トッピングを選ぶ画面もありませんでしたが。

とりあえずカートのマークをタップしてみます。

 

 

 

③ カート内でもハーフにできそうな項目はない

カート内でハーフ&ハーフを選べそうなボタンはありません。
唯一可能性がありそうなのは「詳細」ですね。
これをタップしてみます。

 

 

 

④ サイズ、生地、トッピング変更のみが表示される

カート内の「詳細」ボタンをタップするとサイズ、生地、トッピングの変更メニューが表示されます。
普通に考えてここからハーフ&ハーフを選べそうなものですが、そういう項目はありません。

半数以上の人はこの時点で手詰まりになり、「アプリではハーフを注文できない」「アプリ専用クーポンではハーフ注文が制限、対策された」と結論付けるでしょう。

しかし、真実はそうではありません。

 

 

 

 

⑤ ピザメニューで「追加」ではなく画像をタップする

再びピザメニュー画面に戻ってきました。
普通はここで食べたいピザの「追加」をタップすると思いますが、メニュー画面で「追加」ではなく、ピザの画像をタップしてください。

 

 

注文詳細画面に入り、なんと「ハーフ&ハーフで注文する」のボタンが出現しました。

マジでどういうこと?これ作ったやつとチェックしたやつ大丈夫か???

この”真実”に辿り着くまで苦労しました。
「再インストールで直った」とか「できる時とできない時がある」とか言っている人も居ますが、たぶん自分が画像をタップしていることに気付いていないのだと思います。

 

 

 

 

ドミノピザアプリでログインできない場合

もうひとつムカついたことがあったのを思い出したので書いておきます。
ログイン時に画面が真っ白になって進まないのは「ログイン情報の入力を間違えているから」です。

なぜ「パスワードが違います」とか「登録メールアドレスがありません」の程度のメッセージすら表示されないのでしょうか?

無能が作って無能がチェックしているアプリだからとしか思えません。ジョブチューンで何品合格!とか言って喜ぶ前にやることあるだろ。

 

 

 

 

ドミノのおすすめメニューとおすすめではないメニュー

今回の記事も悪口ばかりになりましたが、自分はドミノピザの大ファンです。

全てのレギュラーメニューを食べた自分がおすすめピザとまずいピザを独断と偏見で書いた記事もあるので、良かったらこちらも読んでみてください。

 

 

 

購入したリストレスト(手首置き)の比較レビューとおすすめのアイテム

エレコム リストレスト 疲労低減 "COMFY" ミドル 通気 ポリウレタン ブラック MOH-012BK

マウス用の手首クッションが欲しくてamazonの高評価・売れ筋商品を色々買ってみたので、使用感のレビューです。

 

商品選びの前に絶対やるべきこと

まず商品ページを見て検討を始める前に、メジャーでもものさしでもスマホの定規アプリでも何でもいいですが、「許容できる横幅」と「欲しい高さ」を絶対に確定させてください。

リストレストは高さと横幅のニーズが合わなければ使い物になりません。柔らかさとか質感とか以前の問題なので、必ず自分がどのぐらいのサイズの物が欲しいのかは正確に把握し、商品選びの絶対条件としてください。

なお、リストレストの高さは1.5㎝~3㎝程度のものが多いです。高さ5㎝以上と記述がある場合は商品の外箱サイズが表記されている可能性が高いです。

また、手首を置くとクッションは5ミリ程度沈むので、その沈みこみも計算に入れて欲しい高さを考えたほうがいいです。

 

以下、実際に購入した商品と感想です。

 

 

エレコム マウスパッド一体型 COMFY MP-095BK

これは左手デバイスとして使っている26キーの小型キーボード台として買いました。

amazonの売れ筋1位になっていますが、サイズを見ずに買ったらたぶん想像の半分ぐらいの大きさぐらいしかないんじゃないかと思います。

マウスパッド面が手のひらぐらいのサイズしかないため、ローセンシ寄りでゲームやってる人がマウスパッドとして使うというのはちょっと難しいサイズです。
マウス感度が初期設定で、用途が事務やブラウジング中心であればこの広さでも問題ないと思います。

クッションに程よい厚みがあり、反発は柔らかすぎず硬すぎずという感じで、小型キーボードの台座としては非常に満足しています。重さがあるのでズレないところもいいです。

しかし、このクッションについては問題もあるので、次で詳しく書きます。

 

 

エレコム COMFY ショート MOH-013BK

上で書いたマウスパッド一体型と同じ素材のリストレストです。先に買った一体型のクッション部が気に入ったのでマウス用に買いました。一体型のクッション部よりも若干厚みがあります。

この商品の欠点を挙げると「横幅があまりにも小さいこと」がまずひとつです。本当に手首を置くだけのスペースしかなく、ちょっとでも左右に手首を移動させようとするとはみ出します。

ふたつ目の欠点は「汗を吸うとめちゃくちゃ臭くなること」です。手首をジャストで置く人にはあまり関係ない(手首はほとんど汗をかかない)んですが、親指の付け根ぐらいのところを置いて使おうとしている(パームレスト的に使おうとしている)人は本当に注意したほうがいいです。手汗がつくとめちゃくちゃ臭くなります。除菌ウェットティッシュとかで拭いても全然取れません。

この問題は最終的には解決したんですが、それは後で書きます。
時系列というか、買った順に話を書いているので。

 

 

サンワサプライ TOK-GELPNSBK

上記「エレコムのCOMFYに手汗が付着するとやばいぐらい臭くなる問題」を踏まえて、レザー調のものを購入しました。

これは前述のリストレストよりもひと回り横幅が大きいため左右調整の余地もあり、表面の質感もめちゃくちゃ良いのですが、肝心のクッションが良くないです。

薄いカマボコみたいな形状をしているだけに、前後に寄るほどクッションが激薄になっています。上から指で押してみるとまったく問題ないようなクッション性なんですが、実際に手首を置くと「硬いな」という感想です。

自分的には「もうちょっとだけクッションが効けば・・・」ぐらいの評価ですが、「全然意味ない!」とか言うほど硬いわけでもなく、このぐらいの硬さで満足できる人も居そうな感じではあります。

 

 

Kensington GEL Waveリストレスト K62397JP

安物で失敗してから高いものを買ういつものパターンです。

さすが4000円もするだけあって、感触は途轍もなく良いです。ぷにぷにしているのに沈みすぎないクッション性も最高です。丸洗いできるのも良いところです。ほかの人もレビューで書いていますが、指で押すとかなり気持ちいいです。

こいつは質感とクッションは満点なんですが、謎設定のサイズが大きな欠点です。

フルサイズのキーボードとほぼ同等の横幅があり、左右両端のクッションが厚くなっている、「漫画肉の骨」みたいな形状になっています。

クッションの厚い両端に手首を置きたいんですが、フルサイズのキーボードって右端はテンキーなわけで、普通に考えてこんなに左右の手首位置は離れません。

左手で文字を打ちながら右手でテンキーを打つ、みたいなことをしなければこの横幅とデザインに手首がフィットすることはないわけです。本来の用途であるキーボード用のクッションとしてはかなり謎のサイズ設定です。書くまでもないと思いますが、テンキーレスのキーボードで使うにはもちろん大きすぎます。

マウス用として運用するには当然めちゃくちゃオーバーサイズです。手首を左右にどれだけ移動させてもはみ出さないため、スペースが許すのであれば横幅がでかすぎるというところはそんなに悪くもないんですが、上にも書いたようにこのリストレストは左右の端に寄るほどクッションが厚く中央部ほどクッションが薄いデザインなので、手首の位置を変えると高さや柔らかさも微妙に変わって違和感があります。

結局どうしたかというと、これはもう1つ追加で購入して左右の肘置きとして使っています。腕置き・肘置きクッション(アームレスト)としてはかなり最高です。一生使うかもしれません。リストレストとしては意味不明なサイズですが、腕をのせるとちょうど肘から手までの長さをカバーしています。マウス用のリストレストとしてはちょっと失敗しましたが、結果オーライでした。

 

 

最終的にマウス用リストレストはどうしたか

仕方ないので手汗でめちゃくちゃ臭くなるこいつを使っており、ある日「もうダメになっても別にいいか」という気持ちで水洗いしてみると表面のクロス(布)部分が剥がれて取れてしまいました。

縫製ではなく接着剤で付いていたために外れてしまったようなんですが、それ以来このリストレストは手汗で臭くなりません。クッション素材に汗が染みているわけではなく、表面のカバー素材が原因だったみたいです。

カバーの布が外れてしまってもめちゃくちゃスポンジ丸出し!とかめちゃくちゃシリコン丸出し!みたいな感じではありません。というか見た目はほとんどそのままです。この状態で売っていても違和感ないぐらいです。

触れた感じはちょっとゴムっぽいというか不思議な感じですが、別に悪くはありません。変な臭いとかもありません。また、水洗いしても劣化しているような感じもありません。安価で完璧なマウス用リストレストの誕生です。ショートタイプは上でも書いた通り手首を動かす横幅がありませんが、ミドルタイプは2.5倍ほどのサイズになるので、幅が欲しい場合はこちらが良いと思います。

というわけで、マウス用リストレストのおすすめは「表面の布を剥いだエレコムのCOMFY」です。ありがとうございました。

 

 

 

 

初心者におすすめの動画編集ソフトはどれ?実際に未経験で全部触ってみた結論

昨年、ちゃちゃっとyoutubeショートレベルの動画でも作れたら面白そうだよなあと思い立ち、自分で実際にメジャーな動画編集ソフトを触って比較したので、その感想です。

この手の記事は巷に溢れていますが、「本当の動画編集未経験者が」「本当にすべてのアプリで動画を作ってみて感じたこと」を書いた記事は見たことがないので書きました。

 

 

これから始めるならPC動画編集ソフトは6択

■ 有料

Adobe Premiere Pro(アドビ プレミアプロ)

・Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)

・WonderShare Filmora(ワンダーシェアーフィモーラ)

 

■ 無料

・AviUtl(エーブイアイユーティル)

・DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)

・YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)

 

この他にも色々あるように書いているサイトもありますが、実質6択だと思います。

大抵のサイトでは最終的におすすめソフトとしてPremiere Proを挙げていますね。自分もほとんど異論はありませんが、その結論に至るまでの過程や書き方にはかなり言いたいことがあるので、この記事を書いています。

以下、1つずつソフトを絞って書いていきます。

 

 

Adobe Premiere Pro

■ 長所

・大大大大正義、超メジャーなソフト

・編集のプロはみんなプレミアを使っている

・「動画編集の仕事」をやりたいと思ってるなら絶対にこれ

・使用人口が多いので情報や素材も多い

・コストが許容できるなら他を使う理由がない

 

■ 短所

・まじ値段高すぎワロタ

youtubeレベルの動画は他のアプリでも余裕で作れる

・というか「Prにしかできないこと」が何なのか未だにわからない

・動画編集の仕事を請けないなら別にこれじゃなくてもいい

 

もし動画編集ができるようになったら・・・あわよくば副業で小遣い稼いだりしたいンゴねえ~、とか思っているのであれば絶対にこれです。

どんな簡単な仕事内容(字幕入れるだけとか)でもほぼ確実に「プレミア使えないやつに用はない」と書いてあります。この程度の内容なら他のソフトでも余裕でできるだろ!とかは関係ありません。免許みたいなもんです。

「自分のyoutubeチャンネルをやりたいだけ」とか、「身内に見せる動画が作れればいい」とか、「あくまで趣味として始める」という場合はとにかく価格がネックです。
年間一括28776円(月額2398円)、単月払いの場合は月額3828円。遊びで使うには高すぎます。買い切りはありません。サブスクのみです。

使うソフトをプレミアにしておけば将来仕事にできるレベルまで到達したときに大きな顔ができますが、「ちょっとした動画編集ができるようになりたいなあ」という入り方からそこまでたどり着くのは数百人に1人とかでしょう。

また、プレミアを使っている人は他のソフトを触る理由がない(年3万の最高級ソフトを使っているのだから考えてみれば当然)ので、普段からPrで動画を作ってる人が再生数稼ぎとか案件でやっている「ほかの動画編集ソフト触ってみた!」みたいな解説はハナから「ま、プレミアよりいいわけないわな」と思っているのが透けまくっており、彼らの話す内容にはそういうバイアスがかかっているということも考慮したほうがいいと思います。常に最新のiPhoneを持っている人に「スマホ買うなら何がいいと思いますか?」と聞いても「iPhone」と返されるぐらい当たり前のことです。

プレミアじゃないとどれだけ使えても仕事にはならないという話も、「youtubeで稼げる」のと「動画編集の仕事を請ける」のは別であるという認識が必要です。Prを使えないと動画編集の仕事を請けることはできませんが、Pr以外のソフトでもyoutubeで多くの人に見られるような動画を作ることは普通にできます。

 

 

Final Cut Pro

■ 短所

Macでしか使えない

 

Mac専用のソフトです。
一覧に挙げていないと舐められそうなので挙げました(は?)。
Windowsで使えないため、使ったことがありません。すみません。「全部使った」というのは嘘でした。これは使っていません。

 

 

WonderShare Filmora

■ 長所

・安い(買い切り8480円、サブスク年間6980円)

・UIがわかりやすい

・初見で適当に触っても形になる

・それっぽい素材を多数内蔵している

・素材管理でフォルダの中身をいじったりする必要がない

 

■ 短所

・仕事にしたいなら後からPremiere Proを覚えなければならない

・追加プラン(テンプレ素材の追加や謎の保証など)があり料金体系がわかりづらい

・テンプレートで動画を作ると「こいつFilmoraでやってるな」とすぐわかる

・「ソフト何使ってる?」「フィモーラです」←ダサい、雑魚っぽい

 

大抵の比較解説で「ま、ちょっと動画編集してみようかな程度ならいいんじゃないですか?どうせ後からPremiere Proやることになりますが笑」みたいに言われているのがこのソフトです。ほとんど間違っていませんが、先述したようにこれはプレミアで編集の仕事を請けるところまでいっている人の意見です。Prで始めても皆がそこまでいくわけではありませんし、皆がそこを目的としているわけでもありません。

フィモーラはここ2回のアップグレード(12と13)でかなり機能が充実しています。FilmoraX以前よりもできることが段違いに増えており、23年以前に機能を検証しているような情報はすべて古いです。情報が更新されていないところでは「キーフレーム機能がない」とか書いているものまでありますが、当然普通に使えます。

直近アップグレードのFilmora13では素材データなしで図形を追加して動かしたり、テキストの一括編集、AI字幕起こし、キーフレームのイージング、サブシーケンス機能など、従来「フィモーラはこれができないからクソなんだよな」と言われていたような部分はほとんど改善しています。

個人的には1年触っていても「これができないから困るな」と思うような部分は特にありません。最近まで「イージングできないのが・・・」と思っていましたが、Filmora13ではできるようになりました。

先に書いたように、「プレミアプロが使える」というのは免許みたいなもんなので、「実際にどのぐらいのレベルの動画が作れるか」とはあんまり関係がありません。どんなに丁寧で洒落た編集ができてもプレミアじゃないと無免許運転、というのが界隈の価値観です。仕事に使うのであればプロジェクトファイルや素材データを共有する上で使っているソフトが違うと不便なので、最大手に合わせるのが当然ではあります。

Filmoraで編集の仕事を請けることはほぼできませんが、自分のチャンネルでyoutube広告料を稼ぐクオリティの物は普通に作れます。何十万回と再生されている動画を見ていて「これFilmoraでやってるな」と思うことも割とあります。

 

 

AviUtl

■ 長所

・無料で高機能

・軽い

・「ソフト何使ってる?」「AviUtlです」←う~ん、やり手っぽい

 

■ 短所

・仕事にしたいなら後からPremiere Proを覚えなければならない

・UIがいかにも古くとっつきにくい

・「ソフト何使ってる?」「AviUtlです」←う~ん、ヤバいオタクっぽい

 

動画編集古参兵がよく勧めているソフトです。フリーソフトでありながらPremiere Pro級の機能を使うことができます・・・が、UIがいかにも00年以前の時代感があってとっつきにくさを感じます。

導入にもこのサイトからDLしたこのデータをこのフォルダに入れて、設定からこれをこうして・・・というような、プラグインによる機能追加が肝なのでゲームにMODを追加していくみたいな手間が必要です。

近くにAviUtl名人がおり、その人が環境構築から親切に教えてくれるというのであればとても良いんじゃないかと思いますが、現代の素人が裸一貫でこのソフトから動画編集を始めるというのは相当な意気込みが必要なんではないかと思います。

 

 

DaVinci Resolve

■ 長所

・無料で高機能

・動画編集のプロも一目を置くソフト

・「ソフト何使ってる?」「DaVinciです」←う~ん、やり手っぽい

ひろゆきが使っている

 

■ 短所

・仕事にしたいなら後からPremiere Proを覚えなければならない

・UIがだいぶわかりにくい

・「ソフト何使ってる?」「DaVinciです」←う~ん、偏屈なオタクっぽい

ひろゆきが使っている

 

Blackmagic Designというカメラメーカー?が無償提供しているソフトで、プロ級の編集ができる(らしい)ソフトです。

ひろゆきが「無料でこれが使えるのにアドビに高い金払って趣味レベルの動画編集やってるやつって・・・笑」みたいな話をしたことで知られており、特に色調をいじる性能が高いらしく、プレミア使いの間でも注目されているソフトです。

が、UIが他に比べてかなり独特で自分にはあまりわかりませんでした・・・他のソフトのUIはある程度プレミアプロ準拠で画面の構成が7割ぐらい同じなんですが、ダヴィンチはちょっと異質です。他は全部車だけど、こいつだけバイクじゃんみたいな感じです。確かに同じ道走るし共通点あるけど運転方法だいぶ違うだろみたいな。

自分には良さがちょっとわかりませんでしたが、これから動画編集を始めるのであれば一旦触っておいても損はないと思います。無料で使えるので。

偏見なんですが、これを推す人って正直なんかちょっと鼻につくというか、あんまり近づきたくない人が多いです。ひろゆきが言っているからとかではなく、全体的にそういう感じがします。

 

 

YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)

■ 長所

・無料

・ゆっくり動画、ずんだもん動画が作れる

・意外と簡単

・実は仕事がある

 

■ 短所

・ゆっくり動画、ずんだもん動画を作らないなら他でいい

 

youtubeでよく見るゆっくり動画、ずんだもん動画はほとんどこれで作られています。立ち絵を配布サイトからDLしてフォルダに入れる必要はありますが、お馴染みの読み上げ音声は内蔵されており、意外と簡単にゆっくり動画を作ることができます。

個人チャンネルでゆっくりやずんだもんの動画をやりたい場合は勿論のこと、「YMM4で指示通りの動画を作ってください」というような仕事は結構あるので、「小遣い稼ぎ」に動機の重点を置いている場合はこれ1本を極めるのも道ではないかと思います。

「ゆっくりとずんだもんで飯を食うんだ」と思っていない場合でもネタとして作れるとちょっと面白いので、触ってみる価値はあります。立ち絵は自由に変えられるため、自作イラストやいらすとやのフリー素材を使って読み上げを入れているような動画もこれで作れます。

当たり前ですが、このソフトを使ったら絶対にゆっくり音声が入るとかではないので、簡単なカット編集や字幕挿入が目的の場合にも良いと思います。UIは比較的わかりやすく、無料で使えます。

 

 

実際に筆者が使っているソフト

自分はメインでFilmora、たまにYMM4を使っています。

上にも書きましたが、Filmoraのいいところは初見で触っても感覚的に理解できて、課題(やりたいこと)を見つけて1歩ずつ進めやすいところですね。ゲーム感覚で触れます。

あと、同一ソフト上で画像素材の切り抜きをAIに一発でやってもらえるのがかなり便利です。画像を切り抜くためだけに立ち上げることも結構あります。

他所の比較ではFilmoraは低レベル!みたいに言われていることが多いですが、所詮youtubeなんかは録画を切り張りしてその上に画像と文字をのせて少し動かしているぐらいのものが殆どなので、その程度の一般的な動画編集にソフトのレベルが低いも何もないと思います。今から釣りを始めてみようかなと思ってる人に「その装備じゃマグロ釣れませんよ」とか言ってソナー付きの漁船を勧めてるみたいなもんです。

結局のところ、ここに挙げたどのソフトでもそれなりのことは普通にできます。操作や機能を理解する前に投げ出してしまわないかが最重要なので、「あかん、全然意味わからん!」と思ったら1本のソフトに固執せず、次々にソフトを乗り換えてみるのがいいです。自分が一番わかりやすいと思ったのはFilmoraでした。

 

 

Filmoaは「買い切りと年間プランどちらがいいのか」について

実際に購入して使った経験から「Filmoraは本当に買い切りのほうがお得なのか」「追加のプランや保証は必要か」などについて詳しく書きました。
使用を検討されている方はこちらの記事も読んでみてください。