お願い、死なないで時宗！日本が今ここで滅んだら、見返りなしで支えてくれているドイツはどうなっちゃうの？都市はまだ残ってる。ここを耐えれば、アラビアに勝てるんだから！
次回、「日本滅亡」。マルチスタンバイ！
最悪の裏切り方を見せてくれたエジプト軍を2Tで殲滅し、静岡の防衛戦を継続。もう開戦から50T以上が経過しており、日本の内政は繰り返されるマムルークの略奪によりボロボロ…というよりは、元から伸びてなかったから中世辺りから全く成長していないという方が正しいけど。
スキタイから「アラビアと和平する気ないの？」みたいなチャットが来る。
はっきり言ってそれはない。エジプトが一旦あちら側についているので片面の脅威がないアラビアと和平しても科学で引き離した後にもう一度宣戦されるのがオチだろう。戦争をやめても日本の最下位は動かないし、エジプトの協力を得る可能性が消えた今、日本はアラビアの足を出来る限り引っ張って死ぬ以外の役割は果たせない。もうゲームは答え合わせの段階に入っているのだ。
俺「スキタイ1位確定の今和平する意味もない」
俺「てか核撃つ気ないの？」
スキタイ「できれば撃ちたくない」
これがわからん。首位で終わりたくないのか？
普通に考えて軍事1位科学1位のスキタイが核を撃ちまくればこのゲームは終わりだし、無理やり科学勝利を目指している間に他のプレイヤーに核を撃たれてスキタイが敗れるというのは興ざめだ。1位のスキタイがあえて撃たないんだから皆も撃たないよな！みたいな展開になるのも時間の無駄としか思えない。
何より、アラビア勝利の可能性だけは完全に消えて欲しい。あのタイミングで宣戦しても絶対に1位にはなれない、それを証明するためだけに日本は意地で戦い続けているのだ。
撃たなきゃ撃たれるだけだぞ、と伝えて会談終了。
この辺りでアラビアの兵は一旦前線から退いている。高松譲渡を条件に和平を申し入れてきたが拒否。そろそろ科学で一回り以上差を付けられたので火器ユニットが出てくる頃だろう。大砲が出てくれば静岡は落ちる。
日本もなんとか火薬までは辿り着いていたので硝石が余っているドイツに1つ分けてもらったが、ユニットをアップグレードさせるための金もなければ兵営も建てていないので火器ユニットを生産することはできない。
更に数ターン後、アラビアが野戦砲6~8台で静岡を半包囲し始めた。
こちらは弩兵を全力生産していたので、野戦砲だけで大砲がないなら都市砲撃を頼って何とかなるか？と思ったが全然ダメだった。一瞬で消し飛ばされて日本軍は半壊。弩兵と野戦砲ってこんなに差があるのか……。
俺「ドイツ降りるなら今だと思う」
俺「和平できる？」
ドイツ「うーん、申し訳ないけどそうですね」
ドイツ「日本はこのあとどうするつもりですか？」
俺「徹底抗戦して滅ぶ」
アラビアの攻撃を700年耐え抜いた静岡がついに陥落。
もう日本にはユニットが残っていない。残った2都市を取られる前に余った市民で農場などのタイル改善を取り壊し、焦土作戦に移行する。
ドイツに少しでも礼をしておこうと、京都では生産力をゴールドに変える何とか計画（名前忘れた）を生産。
静岡陥落から約10ターン後、首都の京都が陥落。ゴールド生産はギリギリ間に合い、残った300ほどのゴールドをドイツに渡す。
ドイツ「ありがたく…」
俺「息子、時貞のことをよろしくお願いいたします…」
ドイツ「必ずや」
俺「貞時だったわｗ」
この辺りでわかったことだが、ドイツは日本との同盟が切れるまでアラビアとは和平できないらしい。あとは滅ぶだけなのでこれ以上日本を援助しようとせずに次の戦いに備えて欲しい、と重ねて伝えておく。
ここでスキタイからチャット。
スキタイ「助けに行けそうだぞ」
俺「あと1都市だがｗ」
スキタイ「エジプトと協議して2国で行くつもりだったんだけど遅かったか」
今更エジプトに助けて欲しいとも思わんというのが正直なところだが……。
最後の都市、福岡にアラビア軍が迫り、あと3ターンほどで滅亡というところでアラビアから再度和平を持ちかけられる。
こんな舐めプある？と思ったけどこれは違った。スキタイが北から攻め込んだらしい。
ここで1000年国交を断絶していたアラビアとのチャットを開く。
俺「もう反撃せんから落としてくれ」
俺「ドイツにも降りるように言ってある」
まだ日本には3ユニットほど残っていたので普通に最後まで抗戦して滅ぶつもりだったけど、スキタイの急襲でアラビア的には生きていたところで何もできない日本にこれ以上構ってられんという心境だろう。情けを乞わなければ滅べない。
ありがとうアラビア。地球に感謝、太陽に感謝、宿敵に感謝。
何故中国が今回のプレイレポに一度も登場しなかったのか？
それは日本が中国の国土を見ることもユニットを見ることも最後まで一度もなく、チャットによる国交も一切なかったからである。
パンゲアにもかかわらず孤島のようなところに配置されていたらしく、また自身は大陸への野心を持たず、ひたすら都市国家と蛮族を相手に戦いながら内政に勤しみ、ひっそりと近代まで生きたと伝わっているが、真実は定かではない。
（完）
■ 次回リンク
