タイトルの通りです。
自分は普段3000円ぐらいのヘッドホンを使っているんですが、DaDをプレイしていたときにあまりにも足音の方向がわからなかったため、youtubeなどで『定位感に優れる』『FPS向け』と紹介されている1万円以下のイヤホンを3機種買って試したのでレビューします。
final E500
激安(2000円)で定位感に優れるイヤホンとして必ず名前が挙がる機種ですが、こいつははっきり言ってめちゃくちゃクソです。終わっています。始まってすらいません。
というのも、E500はイヤホンの性能がどうとか以前の問題を抱えており、ケーブルに首や肩が擦れる音(タッチノイズ)がボソボソボソボソとダイレクトに入ってきてまったく使い物になりません。
「ASMR用」って要は布団で催眠音声聴いてシコる用って意味だと解釈しているんですが、そんな使い方したら100%ケーブルが擦れるのでなんも聞こえません。普段使いでもちょっと身を乗り出したり、首を動かしたりするだけでボソボソ音が激しく聞こえます。
タッチノイズの酷さに関して同じようなレビューをしている人もぼちぼち見かけますが、何故か少数派なんですよね。E500が良いって言ってる人って身体にケーブルをテープで貼り付けてる人とか、まったく身動きしない人とかなんですかね?よくわかりません。
とにかく、個人的にはこれはまったくおすすめしません。
LINSOUL 7HZ Salnotes Zero
イヤホン博士みたいな人達が「意外とFPS向けかも!」みたいな感じで紹介している中華イヤホンです。
こいつは「確かに同価格帯のヘッドホンよりは聴こえるな」という感じでしたが、「え!?マジでめちゃくちゃ変わったわ!」というほどではありませんでした。
自分は普段3000円ぐらいのヘッドホンを使っている雑魚なのでイヤーピースがどうとかは全然わからないんですが、それにしてもこの付属のピースはあまりにもペラペラで気持ち悪いなという印象です。色も変だし。先に買ったE500のイヤーピースがあったので、それに付け替えると装着感はかなり良くなりました。
あと、性能にはあんまり関係ないですがプラスチック部分(黒い部分)にオモチャ感があって商品ページの見本写真ほどかっこよくないです。かっこいいとか言ってる人も結構いるんですが、ちょっと謎のセンスだと思います。あと若干ですが本体の重さを感じます。
トータルでは「どちらかと言うと良い」ぐらいの感想です。この後に買ったイヤホンのほうが遥かに良かったため、こいつはスマホでyoutubeみるときに使ってます。
final VR3000
おすすめゲーミングイヤホン紹介的な動画やページに必ず出てくるやつです。
8000円近くするだけあって、自分のようなド素人でもこれは違いがハッキリわかります。やっぱ買い物って「もうちょっと安いやつないの?」と思ってしまうような価格の物を最初に買うのが結果的に被害が少なく済むんですよね。正直5000円以下でこれぐらいの性能のやつが欲しかった。
VR3000は手持ちのヘッドホンやイヤホンで聴き分けられない足音や銃声(DaDではドアを開ける音とかですが)の方向もわかります。初心者向けゲーミングイヤホン、FPS向けイヤホンの入門機を探している方は「できれば5000円以下で~」とか考えずに、最初からこれを買ってしまうことをおすすめします。
毎回これ系のレビューは「まあ言うてもこんなもん買っても勝てませんけどね」みたいな感じで締めてますが、イヤホンに関しては珍しくハードウェアパワーを感じたというか、8000円出したかどうかで勝敗が決まることもあるんじゃないかと言えるほど聴こえます。
欠点はケーブルが恐ろしく短いことです。DACやオーディオインターフェース等で中継していればギリギリ使える長さですが、直挿しの場合は延長ケーブルがないと使えないと思います。
結局IE100proとSE215も買った
「VR3000って性能も価格も中途半端だしゲーミングとか言ってこんなん売るなよ」みたいな記事を読んだので「ほ~ん、じゃあIE100proとSE215はそんなにいいんか??」つって買いました。FPS向けイヤホンとして必ず挙がってくる3機種を手元に揃えて比較したレビューです。
普段使い用で良いイヤホンを持っている人は買わなくていい
自分は持っていないのでわからないんですが、2万円以上するイヤホンを普段から使っている方に関してはそもそもそのクラスのイヤホンはベースの性能が優秀であり、当然定位感も良いため、1万円以下のゲーミング機を購入する必要はまったくないということらしいです。
USBDAC(ゼンハイザーGSX-1000)も買ってみた
ゼンハイザーのGSXは足音激聴こえでやばすぎる!みたいな話を見かけたのでこちらも購入して使ってみました。別で記事にしています。