何とSSはこれ1枚のみ。
参加者
ローマ:俺 (国王レベル)
ノルウェー:ほしみ君 (不死レベル?)
スキタイ:カニミーン (開拓者レベル)
インド:ハンバーガー氏 (国王レベル?)
ロシア:ねたろう (国王レベル)
全員civ6は初マルチ、過去作を入れても全員多人数マルチは初プレイという面子。
マップはパンゲア小。ほしみ君がノルウェーを選んでるのは舐めプです。
開始地点はこんな感じ。草原(食糧2)タイルばっかりで石あり。
海沿いだけど普通に川あるし立地は悪くない。
開始即ストーンヘンジの建設を決意する。
戦士→労働者→ストーンヘンジの順で生産。
ローマは無償のモニュメントがあるので、一手飛ばせる分太古の遺産レースはちょっと有利。
初期戦士で北を探索、都市国家を発見(名前忘れた)。
川が長ければ川沿いにどんどん出していけたんだけどほぼ初期の視界分で川は終わっていて、近くに新しい川を発見することもできない。
第2都市を出す土地の目星が付かないままターンが過ぎていく。
15~20ターン頃、ロシアと遭遇。
位置関係はこんな感じ。
さっそく間に位置する都市国家の扱いについて交渉を始める。
俺「間の都市国家やけどどうする?」
ロシア「攻め潰すのはナシにしたい」
俺「OK。宗主はどっちが取るか決めない?」
俺「ルール無しでもいいけど先に決めておいたほうがお互い無駄がないと思う」
ロシア「譲ってもいい」
これはラッキー。ここしか都市国家を発見できていなかったし、将来どう転ぶにしてもロシアとの間に壁を置けるのは大きい。正直こんなにあっさり譲ってもらえるとは思ってなかった。
俺「ありがとう 借りひとつということにしておきます」
この辺りでストーンヘンジが完成。
誰か怒るかな?と思ってたけど特に周囲の反応はなし。
このまま黙っとこかなwと思ったところで
ノルウェー「あ、ヘンジ」
という反応?があったので「俺が建てました」と宣言。
宗教情報見ればわかることだけどなんか黙ってるのも感じ悪いかなと思ったので。
ストーンヘンジからのボーナスの大予言者で『コミーコミー教』を創始。
ロシアは開始前から宗教創始したいみたいなこと言ってたので布教について相談を持ちかける。
俺「まだ宗教やるつもりある?」
ロシア「ロシアだしなあ」(みたいなことを言ったはず)
ロシア使ったことないからよくわからんけど宗教はやりたいらしい。
俺「じゃあそっちに布教するのはやめるわ」
俺「とりあえずはお互い布教しないってことで」
ロシア「了解」
都市国家もあっさり譲ってもらったし、ロシアと喧嘩する理由もないので友好的に接しておく。
我がローマは大陸端に配置されているので仲良くしておけばいざというとき盾にも使えるだろうし。
前後して拡張先も相談。都市国家の西南、ローマとロシアの中間に流れる川が欲しいと伝えると、これもあっさりとOKが出た。
この時点でロシアに押し潰される展開になる可能性はかなり低くなった。
南に送った2人目の戦士が蛮族の拠点を発見。
しかし鬼のように蛮族騎兵が湧いて耐え切れず、戦士は無事死亡。
スキタイ「さっきまでローマと戦ってた騎兵って手出ししない方がいいの?」(全体チャット)
俺「そういうのは個人チャットで言おう!」
騎兵から逃げ回っている間にスキタイとすれ違っていたらしい。
全体チャットで「ウチの戦士は蛮族に殺されたので好きにしていいですよ」なんて言いたくない。
数ターン後、スキタイから騎兵に攻め立てられていて苦しいので助けてほしいという要請が来る。
スキタイ「さっきの蛮族に絡まれてる 助けて」
俺「まず位置がわからん」
スキタイ「さっき蛮族と戦ってたとこのちょっと下だよ」
なるほど、北がロシア(ねたろう)、南がスキタイ(カニミーン)ね。
スキタイ(カニミーン)は将軍すらクリアしていない今回参加者の中では最弱プレイヤー。
速攻で攻め取ってしまうのもアリだけど、最初に動けば真逆に位置するロシアに背中を刺されるのは間違いない。
とりあえずは友好的に接しておき、情報を引き出す。
俺「準備できたら助けるわ 騎兵湧きまくっててこっちも手一杯」
スキタイ「協力して倒そう」
別に協力してってほどの規模の戦いにもならんと思うが……。
ちなみに騎兵が湧きまくってて手一杯だったというのは本当です。
俺「誰かに会った?」
スキタイ「会ってない」
俺「ロシア(ねたろう)は俺の北のほうに居るよ」
スキタイ「そうなんだ」
別に知られてもいい情報なので流しておく。先にこっちが情報を渡しておくことで発見した文明の話をしてくれるかもしれない。
そろそろロシアもどっかと会ってるだろ、と思ったので会談。
俺「誰かに会った?」
ロシア「ほしみ君ぐらいやなあ」
俺「位置わかる?」
ロシア「さあ」
これ嘘だな。普通出会ったら初手でどのへんに領土あるか聞くよね。
ロシア「スキタイどこか知らん?」
俺「スキタイは俺の南だよ」
聞いてこなかったら教えるつもりはなかったけど、そんなに長く隠しておける情報でもないので渡しておく。
俺「まだ何もしてないけどね」
ロシア「早めに退場願うかw」
位置的にロシア主導の戦争になるわけもないし、南に動けば北からロシアが攻めてくるのはまず間違いないので、適当に話を合わせて会談終了。
ここで「ローマはロシアを第一友好国と定めた」と伝えておく。これは嘘ではない。
ロシアは真南に拡張を進めていて壁として使えそうな感じだし、今後どう転ぶとしてもとりあえずロシア側に道を引いておきたかったので通行条約を結んで交易を入れる。
弓兵が3体揃ったので蛮族を掃討しつつ南の探索を再開。
数ターン後、青い弓兵とすれ違う。
ノルウェー(ほしみ君)「ようやく会えましたね」
怖。
俺「進捗どうですか」
ノルウェー「まあまあですね」
俺「ロシアと仲良いの?」
ノルウェー「ちょっと邪魔だと思ってます できれば攻めたい」
俺「なるほど」
なるほど~!なるほどなるほどなるほど!!
俺「俺はロシアの右下で、その南にスキタイって感じ」
ノルウェー「それは知らなかった」
でしょうね。
俺「ロシア攻める時は教えてください、挟撃できます」
ノルウェー「ありがたい申し出です」
俺「もしくはノルウェーがロシアを攻める間にローマはスキタイを攻めて、お互い不干渉という形でも」
俺「状況によって決めましょう とりあえずローマはノルウェーの敵ではない」
ノルウェー「わかりました」
どうやらスキタイは南に広がる大きな半島のようなところに国家を築いているらしく、なぜか北に脱出口を作らず半島の中で暮らしているようだ。
フタをしてしまうとローマが盾として利用されるし、もし今後スキタイと敵対することになれば単独で裏を取られる形になる。
どういう展開になるにせよ、他の文明とも国境を接して欲しい。
俺「海沿いに都市出さない?半島から出られなくなるでしょ」
スキタイ「いいのか?」
俺「いいよ。フタしたら喧嘩になるだろうし」
スキタイ「確かにw」
あくまで親切を装って拡張先を指定する。ノルウェーと接してくれたほうが緩衝剤としての働きも期待できるし、ローマ単独で国境を接しているよりプレッシャーをかけられる。
この辺りで試しに見えているスキタイの都市に無言でコミーコミー教を布教してみる。
スキタイプレーヤーはおそらく宗教の仕様を理解していないので、まったく気付かれないまま全都市を塗り替えられる可能性もある。
が、しかし案の定「何してんだ!」みたいなことを言われたので「創始しないなら宗教はないよりあった方が良くない?」と説得して受け入れてもらった。
1都市につき2ゴールドの収入があるのでコミーコミー教はどんどん広めたい。
数ターン後、ノルウェーとの会話をロシアにリークされていないか確認する。
俺「進捗どうですか」
ロシア「……」
普通に無視された。
まずいか?と思ったが、ノルウェーから「そろそろ軍拡します」との報告。
うーん、裏切られているとも思えないけどどうなんだろう。
と、悩んでいたところでスキタイからのチャット。
スキタイ「ロシアがローマを挟撃しないかって持ちかけてきた」
スキタイ「ノルウェーとも組んでローマ包囲網作れるって」
うおお~!ナイスリーク!積極外交の勝利だ!
俺「ノルウェーとはロシアを挟撃する方向で話してるんだが」
スキタイ「そうなの?」
俺「ロシアは俺にスキタイ潰すように促してきたし火種探してる感じだな」
スキタイ「許せねえな」
俺「信用できない」
一気にゲームが動きそうな気配。ノルウェーの腹も探っておく。
俺「スキタイからロシアがローマを挟撃する作戦を持ちかけてきたというリークがありました」
ノルウェー「笑う」
ノルウェー「数ターン後にロシアに非難声明出します」
俺「ローマも続きます よろしく」
ロシア・・・・策士策に溺れるとはまさにこのこと。
積極的に侵略する予定はなかったのでカタパルトの生産は追いついていないが、順次弓兵をアップグレードしつつ弩兵を全力生産する。
数ターン後、ノルウェーがロシアに非難声明!
ローマもそれに続くが、ロシアからの反応はなし。
俺「気付いてなくない?」
ノルウェー「たぶん」
俺「何か言ったほうがいいのかな」
ノルウェー「別にいいんじゃない」
「何か言った方がいいのかな」と言ったが、本当は何か言いたい。言いたくて仕方ない。
ここが今回のゲームで一番の見せ場っぽい雰囲気がある!早く何か反応してくれ!
ロシア「なんか非難声明出されたんだが」
キター!
俺「ローマはロシアの裏切りを非難する」
ロシア「裏切りとは心外な」
俺「水面下で同盟国のスキタイにローマ挟撃作戦を提案した!」
俺「スキタイはローマの真の友である!」
ロシア「……」
ロシア「根も葉もない噂で我々の友情にヒビが入るとは残念なことだ」
土壇場でよくその台詞思いついたな。
(後半に続く)
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