ゲームのメモとか感想

気分で文体が変わる

初心者におすすめの動画編集ソフトはどれ?実際に未経験で触ってみた感想

昨年、ちゃちゃっとyoutubeショートレベルの動画でも作れたら面白そうだよなあと思い立ち、自分で実際にメジャーな動画編集ソフトを触って比較したので、その感想です。

この手の記事は巷に溢れていますが、「本当の動画編集未経験者が」「本当にすべてのアプリで動画を作ってみて感じたこと」を書いた記事は見たことがないので書きました。

 

 

これから始めるならPC動画編集ソフトは6択

■ 有料

Adobe Premiere Pro(アドビ プレミアプロ)

・Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)

・WonderShare Filmora(ワンダーシェアーフィモーラ)

 

■ 無料

・AviUtl(エーブイアイユーティル)

・DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)

・YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)

 

この他にも色々あるように書いているサイトもありますが、実質6択だと思います。

大抵のサイトでは最終的におすすめソフトとしてPremiere Proを挙げていますね。自分もほとんど異論はありませんが、その結論に至るまでの過程や書き方にはかなり言いたいことがあるので、この記事を書いています。

以下、1つずつソフトを絞って書いていきます。

 

 

Adobe Premiere Pro

■ 長所

・大大大大正義、超メジャーなソフト

・編集のプロはみんなプレミアを使っている

・「動画編集の仕事」をやりたいと思ってるなら絶対にこれ

・使用人口が多いので情報や素材も多い

・コストが許容できるなら他を使う理由がない

 

■ 短所

・まじ値段高すぎワロタ

youtubeレベルの動画は他のアプリでも余裕で作れる

・というか「Prにしかできないこと」が何なのか未だにわからない

・動画編集の仕事を請けないなら別にこれじゃなくてもいい

 

もし動画編集ができるようになったら・・・あわよくば副業で小遣い稼いだりしたいンゴねえ~、とか思っているのであれば絶対にこれです。

どんな簡単な仕事内容(字幕入れるだけとか)でもほぼ確実に「プレミア使えないやつに用はない」と書いてあります。この程度の内容なら他のソフトでも余裕でできるだろ!とかは関係ありません。免許みたいなもんです。

「自分のyoutubeチャンネルをやりたいだけ」とか、「身内に見せる動画が作れればいい」とか、「あくまで趣味として始める」という場合はとにかく価格がネックです。
年間一括28776円(月額2398円)、単月払いの場合は月額3828円。遊びで使うには高すぎます。買い切りはありません。サブスクのみです。

使うソフトをプレミアにしておけば将来仕事にできるレベルまで到達したときに大きな顔ができますが、「ちょっとした動画編集ができるようになりたいなあ」という入り方からそこまでたどり着くのは数百人に1人とかでしょう。

また、プレミアを使っている人は他のソフトを触る理由がない(年3万の最高級ソフトを使っているのだから考えてみれば当然)ので、普段からPrで動画を作ってる人が再生数稼ぎとか案件でやっている「ほかの動画編集ソフト触ってみた!」みたいな解説はハナから「ま、プレミアよりいいわけないわな」と思っているのが透けまくっており、彼らの話す内容にはそういうバイアスがかかっているということも考慮したほうがいいと思います。常に最新のiPhoneを持っている人に「スマホ買うなら何がいいと思いますか?」と聞いても「iPhone」と返されるぐらい当たり前のことです。

プレミアじゃないとどれだけ使えても仕事にはならないという話も、「youtubeで稼げる」のと「動画編集の仕事を請ける」のは別であるという認識が必要です。Prを使えないと動画編集の仕事を請けることはできませんが、Pr以外のソフトでもyoutubeで多くの人に見られるような動画を作ることは普通にできます。

 

 

Final Cut Pro

■ 短所

Macでしか使えない

 

Mac専用のソフトです。
一覧に挙げていないと舐められそうなので挙げました(は?)。
Windowsで使えないため、使ったことがありません。すみません。「全部使った」というのは嘘でした。これは使っていません。

 

 

WonderShare Filmora

■ 長所

・安い(買い切り8480円、サブスク年間6980円)

・UIがわかりやすい

・初見で適当に触っても形になる

・それっぽい素材を多数内蔵している

・素材管理でフォルダの中身をいじったりする必要がない

 

■ 短所

・仕事にしたいなら後からPremiere Proを覚えなければならない

・追加プラン(テンプレ素材の追加や謎の保証など)があり料金体系がわかりづらい

・テンプレートで動画を作ると「こいつFilmoraでやってるな」とすぐわかる

・「ソフト何使ってる?」「フィモーラです」←ダサい、雑魚っぽい

 

大抵の比較解説で「ま、ちょっと動画編集してみようかな程度ならいいんじゃないですか?どうせ後からPremiere Proやることになりますが笑」みたいに言われているのがこのソフトです。ほとんど間違っていませんが、先述したようにこれはプレミアで編集の仕事を請けるところまでいっている人の意見です。Prで始めても皆がそこまでいくわけではありませんし、皆がそこを目的としているわけでもありません。

フィモーラはここ2回のアップグレード(12と13)でかなり機能が充実しています。FilmoraX以前よりもできることが段違いに増えており、23年以前に機能を検証しているような情報はすべて古いです。情報が更新されていないところでは「キーフレーム機能がない」とか書いているものまでありますが、当然普通に使えます。

直近アップグレードのFilmora13では素材データなしで図形を追加して動かしたり、テキストの一括編集、AI字幕起こし、キーフレームのイージング、サブシーケンス機能など、従来「フィモーラはこれができないからクソなんだよな」と言われていたような部分はほとんど改善しています。

個人的には1年触っていても「これができないから困るな」と思うような部分は特にありません。最近まで「イージングできないのが・・・」と思っていましたが、Filmora13ではできるようになりました。

先に書いたように、「プレミアプロが使える」というのは免許みたいなもんなので、「実際にどのぐらいのレベルの動画が作れるか」とはあんまり関係がありません。どんなに丁寧で洒落た編集ができてもプレミアじゃないと無免許運転、というのが界隈の価値観です。仕事に使うのであればプロジェクトファイルや素材データを共有する上で使っているソフトが違うと不便なので、最大手に合わせるのが当然ではあります。

Filmoraで編集の仕事を請けることはほぼできませんが、自分のチャンネルでyoutube広告料を稼ぐクオリティの物は普通に作れます。何十万回と再生されている動画を見ていて「これFilmoraでやってるな」と思うことも割とあります。

 

 

AviUtl

■ 長所

・無料で高機能

・軽い

・「ソフト何使ってる?」「AviUtlです」←う~ん、やり手っぽい

 

■ 短所

・仕事にしたいなら後からPremiere Proを覚えなければならない

・UIがいかにも古くとっつきにくい

・「ソフト何使ってる?」「AviUtlです」←う~ん、ヤバいオタクっぽい

 

動画編集古参兵がよく勧めているソフトです。フリーソフトでありながらPremiere Pro級の機能を使うことができます・・・が、UIがいかにも00年以前の時代感があってとっつきにくさを感じます。

導入にもこのサイトからDLしたこのデータをこのフォルダに入れて、設定からこれをこうして・・・というような、プラグインによる機能追加が肝なのでゲームにMODを追加していくみたいな手間が必要です。

近くにAviUtl名人がおり、その人が環境構築から親切に教えてくれるというのであればとても良いんじゃないかと思いますが、現代の素人が裸一貫でこのソフトから動画編集を始めるというのは相当な意気込みが必要なんではないかと思います。

 

 

DaVinci Resolve

■ 長所

・無料で高機能

・動画編集のプロも一目を置くソフト

・「ソフト何使ってる?」「DaVinciです」←う~ん、やり手っぽい

ひろゆきが使っている

 

■ 短所

・仕事にしたいなら後からPremiere Proを覚えなければならない

・UIがだいぶわかりにくい

・「ソフト何使ってる?」「DaVinciです」←う~ん、偏屈なオタクっぽい

ひろゆきが使っている

 

Blackmagic Designというカメラメーカー?が無償提供しているソフトで、プロ級の編集ができる(らしい)ソフトです。

ひろゆきが「無料でこれが使えるのにアドビに高い金払って趣味レベルの動画編集やってるやつって・・・笑」みたいな話をしたことで知られており、特に色調をいじる性能が高いらしく、プレミア使いの間でも注目されているソフトです。

が、UIが他に比べてかなり独特で自分にはあまりわかりませんでした・・・他のソフトのUIはある程度プレミアプロ準拠で画面の構成が7割ぐらい同じなんですが、ダヴィンチはちょっと異質です。他は全部車だけど、こいつだけバイクじゃんみたいな感じです。確かに同じ道走るし共通点あるけど運転方法だいぶ違うだろみたいな。

自分には良さがちょっとわかりませんでしたが、これから動画編集を始めるのであれば一旦触っておいても損はないと思います。無料で使えるので。

偏見なんですが、これを推す人って正直なんかちょっと鼻につくというか、あんまり近づきたくない人が多いです。ひろゆきが言っているからとかではなく、全体的にそういう感じがします。

 

 

YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)

■ 長所

・無料

・音声内蔵でゆっくり動画、ずんだもん動画が作れる

・意外と簡単

・実は仕事が結構ある

 

■ 短所

・ゆっくり動画、ずんだもん動画を作らないなら他でいい

 

youtubeでよく見るゆっくり動画、ずんだもん動画はほとんどこれで作られています。立ち絵を配布サイトからDLしてフォルダに入れる必要はありますが、お馴染みの読み上げ音声は内蔵されており、意外と簡単にゆっくり動画を作ることができます。

個人チャンネルでゆっくりやずんだもんの動画をやりたい場合は勿論のこと、「YMM4で指示通りの動画を作ってください」というような仕事は結構あるので、「小遣い稼ぎ」に動機の重点を置いている場合はこれ1本を極めるのも道ではないかと思います。

「ゆっくりとずんだもんで飯を食うんだ」と思っていない場合でもネタとして作れるとちょっと面白いので、触ってみる価値はあります。立ち絵は自由に変えられるため、自作イラストやいらすとやのフリー素材を使って読み上げを入れているような動画もこれで作れます。

当たり前ですが、このソフトを使ったら絶対にゆっくり音声が入るとかではないので、簡単なカット編集やシンプルな字幕挿入だけを無料でやりたいという場合にも結構良い選択肢だと思います。UIは比較的わかりやすく、無料で使えます。

 

 

実際に筆者が選んだソフト

自分はメインでFilmora、たまにYMM4を使うというところに落ち着きました。

上にも書きましたが、Filmoraのいいところは初見で触っても感覚的に理解できて、課題(やりたいこと)を見つけて1歩ずつ進めやすいところです。ゲーム感覚で触れます。

あと、同一ソフト上で画像素材の切り抜きをAIに一発でやってもらえるのがかなり便利ですね。画像を切り抜くためだけに立ち上げることも結構あります。

Filmoraは低レベル!みたいに言われていることが多いですが、所詮youtubeの動画などはゲーム実況からVlog、ペットや料理動画、商品レビューや教育的なものに至るまで、ほぼ例外なく録画や動画素材を切り張りしてその上に画像と文字をのせて多少動かしているぐらいのものしかないので、その程度の一般的な動画編集にソフトのレベルが低いも何もないと思います。今から釣りを始めてみようかなと思ってる人に「その装備じゃマグロ釣れませんよ」とか言ってソナー付きの漁船を勧めてるみたいなもんです。

結局のところ、ここに挙げたどのソフトでもそれなりのことは普通にできます。操作や機能を理解する前に投げ出してしまわないかが最重要なので、「あかん、全然意味わからん!」と思ったら1本のソフトに固執せず、次々にソフトを乗り換えてみるのがいいです。自分が一番わかりやすいと思ったのはFilmoraでした。

 

 

Filmoaは「買い切りと年間プランどちらがいいのか」について

実際に購入して使った経験から「Filmoraは本当に買い切りのほうがお得なのか」「追加のプランや保証は必要か」などについて詳しく書きました。
使用を検討されている方はこちらの記事も読んでみてください。


 

 

【X-raypad】3種類買って比較してみた!高いマウスパッドは何が違う?

X-raypad Aqua Control Plus Gray Strata Lサイズ ゲーミングマウスパッド Xraypad ACGRL [並行輸入品]

タイトルの通りです。

自分はずっと1000円ぐらいの安物マウスパッドを使って生きてきたのですが、最近ぼちぼちFPS的なゲームやカーソルの微妙な操作が重要なゲームを触るようになってきたので、ゲーミングマウスパッド的なものを購入してみました。

色々と調べてみると金に糸目を付けないなら日本製ブランドの「ARTISAN」が良いという結論に至りました・・・が、これは最小サイズでも価格が5000円を超えてくる(中でも特に薦められている物は6000~7000円ぐらいする)ため、さすがに「布だぜ?!」となり、そこからまた半日ぐらい調べに調べて、150枚ぐらいマウスパッドを買って比較している沼人(ぬまんちゅ)の記事を読んだり動画を見たりした結果、中国メーカーの「X-ray」が3000円ぐらいで購入できる良い物を作っているということだったので、こちらから選んでみることにしました。

3000円ならロジクールのG640でいいじゃね~かという話でもあるんですが、何せ半日かけてマウスパッドの大先生の記事や動画を見まくったわけですから、鼻くそほじりながら「入門っぽいちょい高級ゲーミングマウスパッドほし~な、ま、ロジだな笑」と30秒で決められるような商品を買うのはあまりにも悔しすぎたため、こうなりました。

しかも何かそれぞれ使い心地が全然違うとか色々書いていて、決めきれずに3枚も買ってしまいました。何でだよ。

せっかく3枚も買ったのでブログに浅いレビューでも書いとくかみたいな感じです。
では、いきましょう。

 

X-raypad Aqua Control Plus Gray Strata

   マウスパッドの性能を解説するにあたって、玄人は「コントロール」「バランス」「スピード」という表現を使います。「コントロール」は表面の抵抗が強めでマウスを止めやすい、「バランス」は中間寄り、「スピード」はすべすべでサラッとマウスが走るみたいなイメージらしいです。

このAqua Control Plusは「コントロール寄りのバランス」、つまり「そこそこの抵抗感があって止めやすいが、滑りも結構ある」という評価らしいんですが、持っていた1000円のマウスパッドと比べると明確にサラサラで滑ります。たぶん安物のパッドがあまりにもザラザラだったんでしょう。

特に「ちょっと高いマウスパッドてこういう感じなんだ!」と思ったのは厚みとクッション性の高さです。表面は布ですが、つまむとプニプニとしたゴム?シリコン?っぽいクッションの厚みがあって気持ちいいです。かと言ってマウスを乗せて使っていると沈むとかそういうこともなく、程よいやわらかさがあるというか、絶妙なソフトクッションです。「確かに1000円のとはかなり違う」と思いました。

最初に開封したのがこれだったので「コントロール?止まる?よ~わからんな、サラサラじゃん」という感じだったのですが、後述の2種と比べてみると確かにこちらのほうが若干の抵抗があってピッと止まります(「ピタッと」というほどではない)。今回3枚のマウスパッドを購入しましたが、最終的にはこのAqua Control Plusをメインに選びました。

あと自分は尋常じゃないぐらい手汗が出るんですが、このマウスパッドは汗を吸っても臭くならないし、お湯で洗って水気を切ってドライヤーで乾かすだけで手入れできるので、そのあたりも良いです。なんか現代アートみたいな変な柄だけは気に入っていませんが。

実は買ったのは半年ぐらい前なので既に結構使っています。何度か洗っていますが、劣化は感じません。耐久性も問題ないです。

 

 

X-raypad Aqua Control II

前述のとおりAqua Control Plusだけを使ってみた段階では「止まる」というのがよくわからなかったのですが、2枚目を使ってみて「確かにちょっと違うな」と思いました。こちらのほうが滑らかでサラサラです。

ちなみにこのAqua Control IIは1枚目のAqua Control Plusの改良版というポジションらしいのですが、並べて比べてみると質感が結構違っていて、単純な後継・上位互換という感じではないです。完全に好みの差というか、どちらのほうが良いということもないんじゃないかなという感じです。こちらのほうが抵抗なくサッと動きます。博士も「こちらはスピード寄り」と書いていました。

柄や色でも使い心地に差異があるらしく、自分は変な柄(マジで変な柄)のAqua Control Plusと黒無地のAqua Control IIを比較しているので、その辺も大きいかもしれません。Aqua Control IIは桜の柄が人気みたいです。

 

 

X-raypad Equate Plus V2 Kiwami 

ダサい。ありえないダサさだ。

デザインがありえないダサさなのは置いておくとして、これは上記2枚の中間ぐらいの使い心地でした。Aqua Control Plusよりも少しだけ滑らかで、Aqua Control IIより少しだけザラつきがあります。

質感だけなら僅差でこれが一番かな?とも思ったのですが、やはりちょっと気分が悪くなるぐらいダサいのでメインで使うのはやめました。

じゃあ最初からこんなの買うなよって感じなんですけど、これを買ったときはマウスパッドの大先生の話を何時間も見たり聞いたりしていたので、何かちょっと感化されちゃって狂っていたのかもしれません。

死ぬほどダサいですが、使い心地は良いです。Aqua Control Plusがボロくなってきたりしたらこれを使うと思います。死ぬほどダサいですが。

 

 

サイズ、大きさについて

マウスパッド博士の皆さんは「とりま一番デカいの(XXLサイズ)を買っとけ!」みたいに書いている人が多いですが、自分は一番小さい物(Lサイズ)で十分でした。

Lサイズでも360x300って27インチモニターの半分ぐらいのデカさですよ。これ以上でかいのが必要って、フルサイズキーボードの端から端まで振るような人だけじゃないですか?

ヴァロラントやってる人は400DPIとからしいので、そんぐらいの設定なら広さをフルに使うのかもしれません。自分は1200DPIなので全然Lサイズ(360x300)で十分です。大抵の雑魚ゲーマーはそんなもんなんじゃないでしょうか。

確かに大きくて困ることはないですし、デスク一面同じ柄・同じ質感のほうが気持ちがいいので、XXLにしておいてもいいかもしれませんが、自分のように低コストで何種類か試してみたいということならLにしても実用には困らないと思います。

 

 

高いマウスパッドは素人にもわかるぐらい違いがあるのか

少なくとも1000円前後のマウスパッドとは全然違います。
上にも書きましたが、特に違うと思ったのは厚みとクッション性ですね。表面の手触りもだいぶ良いです。

ただ、1000円ぐらいのマウスから5000円ぐらいのマウスに買い替えたときと同じ感想というか、マウスパッドが「ゲーミング」になったからといって劇的にクソエイムが改善されるみたいなことはありません。

マウスパッドが1000円から3000円になっても当たらんもんは当たりません。エイム力は道具だけでは良くなりません。でも、使い心地の差ははっきりと感じますし、詳しい人が「止まる」とか「滑る」とか言っているのも、手元で並べて比べてみると確かに個性があるというのはわかります。

 

 

【LoL】優先ポジションって何?マッチメイキングできないときの解決方法など

前回の記事で書けていなかった部分です。追記にしようかと思ったんですが、画像入りにしたかったので分けました。

LoLのUIは「2024年になんでこれが許されてるんだ???」というぐらい意味不明で、初見では「チャンピオンを購入して試合を始める」というところに辿り着くだけでも苦労します。

この記事では自分が最初の頃に躓きまくった「何やねんこの画面」と思ったところを書いていきます。

 

↓ 目次クリックで各項目にジャンプできます。

 

 

チャンピオン(キャラ)の購入方法

① 右端のお金みたいなマークをクリック。

 

② 左端付近の「チャンピオン」をクリック。

 

③ 青いほうが無課金通貨、黄色いほうは課金通貨での価格です。最新チャンピオンは高額になっています。運営が「初心者に触ってほしい」と思っているキャラほど安いらしいですが、明らかに難しい尖ったキャラも安かったりしてよくわかりません。
高いほうが強いとかではないので、気になるキャラが複数居る場合は安いほうから買うのがいいと思います。

 

セール表示が適用されているのは課金通貨のみ!勘違いしがちなので注意。

 

「4.6万も貯めてんじゃね~よ」って?ケチすぎて25キャラぐらいしか買ってないんで…。

 

 

 

フリーチャンピオン(無料キャラ)確認方法

①「ホーム」タブ内の「概要」をクリック。

 

② 画面右端の「フリーチャンピオンローテーション」をクリック。

 

イラストの右上に水色のアイコンがある物は現在フリーです。

 

 

 

試合の始め方(ノーマル / クイックプレイ)

① 左上の「プレイ」をクリック。

 

② 左端「サモナーズリフト」をクリック。

 

③ 編成画面に入ります。画面下部の「マッチメイキング」で申請できます。
レディチェック的な機能が一切無いので、毎回ホストはみんなに「申請してもいい?」と聞かなければなりません。このゲーム作ってる人、友達と遊んだことある?

 

④ キャラを変えたい場合は2つ並んでいる顔の画像をクリック(最初は空欄かも)。

 

⑤ 左側(メイン)が第一希望、右側(サブ)が第二希望になります。
メインとサブは必ず別レーン・別キャラにしなければなりません。
PTで遊ぶ場合は友達が第一希望を入れたポジションを自分の第二希望にしておくことで必ず狙ったポジションに入れます。


⑥ 希望ポジションの変更はキャラの顔アイコンの下。
申請前に希望ポジションを確定させる仕組みなので、うっかりBOT指定でレネクトンを出したとしても試合開始後にTOPのポジションを奪おうとしてはいけません。最初の頃(レベル30ぐらいまで)は野良で遊ぶと結構そういう人を見かけましたが、ユーザーのせいというよりこれはUI側の罪だと思います。ロード画面の並びで誰がどのレーンで申請したかわかるので、勝手にレーンを変えようとすると通報(レポート)されます。
てかマジでこのアイコンデザイン全然意味わからんしかなりセンスないですよね。四角形がサモリフのマップを模していると気付くまで4日かかりました。

 

 

 

「優先ポジション」とは?

①「優先ポジションを1つ以上選択する必要があります」と表示されてマッチメイキングが押せないパターンです。

 

② キャラ選択画面に入ると警告マークが出ています。

 

③ レーンアイコンをクリック。表示が黄色くなっているポジションが2つあります。
これは「黄色アイコンで表示しているポジションを必ず希望に入れてください」という意味です。
最初本当に意味がわからなくて10分ぐらい悩みました。優先ポジションとだけ言われてもどこだよってなりますよね。

 

④ 片方をサポートにしたので申請可能に。
PTの全員が黄色アイコンを第一・第二希望のどちらかに設定しなければマッチメイキングできません。
前述の通り、PT内で誰かの第一希望を第二希望にしておけば必ずやりたいレーン・やりたいキャラで遊べます。

 

1試合ごとに部屋から出てしまう原因

リザルト画面(スコア画面)が表示されるまでのロードをスキップすると部屋から退出したことになります。かなり意味不明。

 

 

 

「不明なエラーが発生しました」

アップデートが適用されていない人が居る時に出る(多分)?
全員クライアントを再起動すれば直ります。

 

「全プレイヤーが有効なチャンピオンを選択する必要があります」

・ 日を跨ぐなどしてフリープレイが終わっているキャラを設定している。

・5人PTが揃う前にサブ希望に入れていたキャラのデータが残っており、キャラ重複扱いにされている。

自分が見たパターンはこの2つです。特に後者は本当に意味が分かりません。

自分がサブにラックスを入れた状態でメンバーを募り、部屋に5人揃った時点でサブ枠の表示がなくなっているのに、集まったメンバーの1人がラックスを選ぶとこの表示になりました。

前者にしてもフリープレイが終わったら自動で選択解除されるのが普通だろという話ですよね。何なんこのゲーム?

 

 

その他:優先ポジションを設定しているのに申請できない

・ PT内で第一希望のポジションが被っている。

・ 画面上では居るように見えるが実際にはメンバーが部屋から抜けている。

大体このへんではないかと思います。よくわからない場合は一度部屋を解散して全員クライアントを再起動してみましょう。

 

 

【LoL】2か月遊んでみたガチ初心者によるこれから始める人の役に立つかもしれないメモ

2か月ぐらい前にリーグオブレジェンドを始めて300戦ぐらい遊びました。最近はこればかりやってます。

経験者の目線から「初心者はこうするといいよ〜」みたいなことを書いてたり言ってたりする記事とか動画は山ほどありますが、ここでは立ち回りとかテクニックではなく一緒にプレイする人やコミュニケーションのことを中心に書きます。

ちなみに自分は配信とか全く見たことがない状態で始めたので5vs5のゲームということも最初は知りませんでした。

 

■ 開始前のよくある疑問

民度は本当に終わっているのか
終わっています。
少なくとも自分が今までやってきたゲームの中ではぶっちぎりで終わっています。
「VALORANTやオーバーウォッチのほうが終わっている」とかいう意味不明な擁護?も見かけますが、野良のフィードや煽りの不快度で言えばオーバーウォッチよりLoLのほうが断然上です。

 

スマーフは多いのか
多いです。
「ちょっとでも自分より上手いとスマーフだと思ってしまうだけ」などとも言われていますが、実際にサモナーレベルが高い自分の周りの人間(数十人)はほぼ全員サブ垢を持っていますし、野良でプレイするとサモナーレベル10ぐらいのプレイヤーにピンであれやこれやと指示されたり?ピンで煽られます。

 

・今から始めて勝てるようになれるのか
なれます。
最初の50戦ぐらいは3~4回に1回ぐらいしか勝てませんでしたが、100戦やる頃には半分ぐらい勝てるようになってきます。

 

 

 

■ 始める前に友達を集めろ編

・ソロで始めない
断言しますが、今からLoLを1人で始めて楽しく遊ぶのは不可能です。

野良のチームメイトはあなたに100点のプレイングを求めます。自分が40点ぐらいのプレイングしかできていないにも関わらずです。あなたが初回プレイであろうと何であろうと、使っているチャンプに課せられている使命を果たせなけば容赦なく煽られます。

そういう環境で生き残ってきたプレイヤーしか居ないため、必然的にこのゲームには「煽られて育ってきた、味方との煽り合いが当たり前だと思っている」人間しか残っていません。

 

・よく知らない人間と始めない
ゲームなしでも普通に会話できるぐらい仲のいい人たちや精神的に大人であるとわかっている人たちと一緒に始めてください。

LoLは試合後のちょっとした振り返りや反省が重要で、誰のどういう行動が良かったね、ここが悪かったせいで負けたね、次からはこうしてみよう、という話をしなければ一生良くなりません。こういう会話をサクッとできる友人としかこのゲームは楽しく遊べません。

また、誰にどこに向かってほしい、どういう仕事をしてほしい、というゲーム中のコミュニケーションも非常に重要なため、忙しさで多少尖った言い方になってしまっても誤解を生まないような信頼関係も必要です。

言い方がいちいち嫌味なやつや冗長なやつ、言葉が鋭すぎる癖があるやつとは楽しくプレイできません。高圧的な態度や身内への過度な攻撃性がユーモアであると勘違いしている人間をメンバーに加えないよう気を付けましょう。

 

・ 友達を3人以上集める
LoLは5vs5のゲームですが、TOPは野良でもあまり問題になりません。
ゲーム後半まで影響力が比較的小さく、他レーンと比べるとコミュニケーションの必要もあまりないからです。

身内で5人集まればベストですが、4人でもさほど問題ありません。
他ポジションを野良に任せるにしても、1枠であれば不快になるようなことはあまりありません。

強いて言えば最初のうちはBOTとSUPのいずれか片方を野良にするのだけはやめておいたほうがいいです。このレーンは常時「相方に要求すること」があるため、野良にごちゃごちゃとピンを出されやすいです。

 

・「教えてくれる人」をたくさん集めない
これも断言しますが、「自分はLoLを他人に教えることができる」と自負している人の5人中4人は説明が下手で話が長いだけの、自分が言いたいことばかり喋り続けてしまう、絵にかいたようなオタクです。情報が錯綜するので先生役を頼むのであれば信頼できる人を1人呼んで担当してもらうことをおすすめします。

あとこれはLoLだけで見た現象なんですが、先生がたくさん集まると先生同士が生徒を差し置いて「ここはこうでしたね」「いいえ、ここはこうだったのでこうですね」「いやいや、ここはこうでこうだったのでこうですね」みたいな戦いを始めます。

様々な先生の組み合わせでこのバトルを見たのでLoLのオタク特有の何か」があると思われます。

 

 

■ ポジションを決めろ編

・5つのポジションがある
チュートリアルでは一切説明されませんが、LoLには5つのポジションがあり、それぞれに決まった仕事があります。

キャラの性能差によってどのポジションに行けるかがほとんど決まっているため、集まった5人全員が「まずは顔で選ぶか!」とか言っているとゲームが成立しません

RPGに例えると5人PTで5人全員が魔法使いとか、全員がローグになってしまうみたいなイメージです。このゲームはそういう構成でも普通に出発できてしまいます。

この辺りは譲り合って決めたり、集まった仲間で1試合ごとにポジションを交換しながら自分好みのキャラやポジションを探ってみるといいと思います。

各ポジションを10回ずつぐらいプレイしてみなければ他のポジションの気持ちや動けるタイミングなどが理解できないため、「俺は〇〇専でやっていくんだ!」とか思っていても、とりあえず経験としてポジション交換はしておくことをおすすめします。

ポジションごとの仕事や定石はゲーム内の情報では一切わかりません。攻略記事を読んだり動画を見たりしないと一生わかりません。

最初にプレイするキャラクターとポジションが決まったら自分は何をすればいいのか、何をしてはいけないのか、ということを調べましょう。

面倒ですが、これをやらないと何も始まりません。

 

・初心者におすすめのレーンは?
強いて言えばTOPだと思いますが、これはやってみないと自分の好みに合うかどうかがわかりません。
自分はTOPが一番苦手で、やりたいと思うようなチャンプもTOPには居ません。10回ずつ全レーンやってみたほうがいいですよとしか言えません。

ちなみにTOPがおすすめなのは他プレイヤーと連携することが比較的少なく、多少負けても試合全体への影響が他のレーンよりは小さいからです。とは言え、TOPは初心者向けのレーンで戦いのレベルが低いみたいな話では全くないです。TOPの機転や活躍で勝ち負けが決まる試合もたくさんあります。

 

・初心者におすすめのキャラは?
「安いキャラ」です。

経験者のキャラ語りで無視されがちな要素なんですが、LoLのチャンピオンは選び放題ではなく、ゲーム内通貨を使用しなければアンロックされません。

無限にキャラを買えるわけではないので(課金すれば買えますが)、週替わりのフリープレイ(無料)キャラ、1350BEより安いキャラを中心に触っていくのが良いと思います。適当に買い漁っていると10人目ぐらいでBE(試合をしていればたまっていく通貨)が足りなくなります。

何戦かプレイしていると「何だそのキャラは?反則だろ!」みたいな敵と必ず出会うので、「自分をボコボコにしたキャラ」を購入して触ってみるといいです。手に合わなくても買って使えばなぜボコボコにされたのかは理解できます。

もうひとつの考え方として、「よく見るキャラに相性負けしないキャラ」を使うようにしたほうがいいと思います。

自分は配信とか大会とかを全然見ないのであまりわからないんですが、有名な配信者が直近で使った(らしい)キャラや大会で活躍した(らしい)キャラは数日流行ります。あとは単純にTier上位と言われているようなキャラは当然誰もが使います。

こんなにたくさんキャラが居るゲームなのに10戦やって4,5戦ぐらい同じキャラと対面することもそんなに珍しくありません。
流行りのキャラと相性の悪いキャラを自ら進んでピックしておいて「またこいつかよ!相性負けする!」とか言ってても「じゃあ違うやつ使えよ・・・」となるので、50~100戦ぐらいこなして対面で頻繁に見かけるキャラがわかってきたらそれと相性の悪いキャラを使うのは一旦やめておいたほうがいいと思います。

 

 

 

■ 実践サモナーズリフト編

・AI戦(中級)をプレイする
とりあえず画面や操作方法に慣れたり、自分に合うボタン配置や設定を確認するためにAI戦をやりましょう。
中級AI戦はマリオの1面みたいな感じで、基本的なルールと操作がわかっていれば絶対に勝てますが、移動や攻撃にモタついているようでは勝てません。

モナーレベル(アカウントのレベル)が10になるまではサモナースペルが揃わないため、それまではAI戦だけをやっていてもいいと思います。
「サモナースペルって何?」という説明はすみません。ここでは省きます。他のサイトとかでめちゃくちゃ詳しく載っているのでそこを見てください。
とにかく、何故かアカウントのレベルが10になるまでは対人戦に必要なものが揃いません。

AI戦は5人のプレイヤー vs 5人のAIというルールになっているため、5人PTでキューを入れなければ野良が混じります。
ごく稀にですが、AI相手に30キルぐらい取りながらピンで敵の裏に回ったりするように指示してくるAI仙人みたいな悲しきモンスターが現れるので、野良を入れる場合はそういうちょっとよくわからないやつと当たる心構えもしておきましょう。

AIは基本的にレーンに直進し、押されているレーンにちょっと集まったりする程度でチームとしての動きはしてこないため、AI戦ではレーンごとの仕事や役割は一切学べません。中級AIに楽勝できるようになったら「サモナーズリフト クイックプレイ」に行きましょう。

ちなみに初めてプレイする人が中級AIに勝てなかったり、「中級AIって強くないか?」と思うのは普通のことなので安心してください。
上で「マリオの1面みたいなもの」と書きましたが、はじめてファミコンやる人がマリオの1面を一発でクリアするのは普通に難しいですよね。何なら最初のクリボーにぶつかって死にますよね。それと同じです。

何にせよ「AIに負けるのはまったくセンスがない」なんていうことはないので、5回でも10回でも挑戦しましょう。

 

・アイテム、装備の説明を読む
「とりあえずおすすめに出るやつを買っておけばOKです!」とよく解説されていますが、AI戦をやっている段階でアイテムの効果をちらっとでも読んだほうがいいです。

自分は「とりあえずおすすめでいい」という動画の解説を真に受けて最初の1週間ぐらいアイテムの説明を一切読まずにおすすめから適当に購入していましたが、はっきり言ってこれだけが原因で負けた試合は結構あると思います。

「ボタンを押してスキルのように使用しなければいけないアイテム」や「キルやアシストを取る度に効果を得る」「敵にCCを与えた際に効果がある」などというアイテムもあり、積極的に購入したアイテムに適した行動を取らなければいけない場合が多々あります。

特にサポートは絶対に最初に購入するアイテムの説明を読んでください。サポートアイテムは試合中に「ワードをたくさん置けるアイテム」に変化します。これに気付かずにプレイしていると視界が取れずゲームに負け続けます。

 

・ワードの種類と使い方を調べる
全員です。経験者が何故かあまり優先的に教えてくれないことなんですが、ワードの種類と効果は早いうちに調べて完全に把握しておいたほうがいいです。

担当するポジションによって持つべきワードが異なる上、試合の途中で別のワードに持ち替える必要があったりします。

 

・ワードを置く
全員です。「ワードを置く定番ポイント」が各レーンで決まっているので、最初はとりあえずそこに常に置いてください。
1人でもサボっていると負けます。これが完全に習慣付くまで50戦ぐらいかかります。

 

・コントロールワードを買う
全員です。リコールする度に買ってください。
75Gであなたの命は救われます。これを理解するのに50戦ぐらいかかります。

 

・バロンとヘラルド、ドラゴンの位置と効果を把握する
「いつバロンやドラゴンをやるべきか」を初めから全員が判断できる必要はありませんが、「バロンとドラゴンとはどこに居て、どういう意味があるのか」ぐらいは初めから全員知っておいたほうがいいです。
ちなみにAIはこれを一切狙わないため、AI戦はまともな試合になりません。

 

 

・負けている人を助けるゲームではない
これも理解するまで50戦ぐらいかかるんですが、このゲームは構造的に負けている人をみんなで助けてあげるゲームではなく、勝っている人を更にタコ勝ちさせて英雄を育て、そいつに世界を救ってもらうゲームです。

「負けてるのに何で助けてくれないの!?」とか言う(言わなくてもそういう雰囲気を出す)やつが居るとゲームの進め方自体を間違え続けるので、一生誰も上手くなれません。まず「誰かに助けてもらわないとどうにもならないほどになるまで負けない」プレイングをしなければいけないということを認識しましょう。

このゲームは対面に勝たなくてもいいんです。ちょい負けでもいいです。大負けだけはしないでください。自分が英雄にならなくてもいいですが、対面を敵チームの英雄にしないでください。

序盤で0/2/0になったらプレイングを変えたほうがいいです。
この辺りで既にあなたは対面のレーナーには普通にやっても勝てないことが判明しています。JGの助けなしでキルを狙うのをやめてください。

「そろそろやばいな」と思って守勢に切り替えても相手のほうが上手ければ大抵そこから更に2キルぐらいは取られます。0/4/0になってから「やばいな」と思っているようでは遅いです。

特にブラインドピック(クイックプレイ)ではキャラ相性が勝敗に与える影響も大きいですし、単純に対面が自分よりも経験豊富なプレイヤーであれば序盤のレーン戦で負けるのは当たり前のことです。

クイックプレイで対面に相性の悪いキャラや強いプレイヤーが来るかどうかなんていうのは100%運なので序盤のレーン戦での敗北自体は誰かに責められるようなことではありません。

真にやってはいけないことは対面に敗北することではなく、負けを一人で取り返そうとしてデスを重ねたり、勝手に試合を諦めて無気力なプレイをすることです。

ミニオンをクリアしても川より前に出ない、押されたらタワー下で耐えるなどのセーフティな時間稼ぎに切り替えて、5vs5が起こる中盤までデスを節約して耐えてください。5vs5の集団戦フェーズで世界を破壊するような対面を育てないでください。

対面に負けているときはタワーを守りながら他レーンから英雄が誕生するのを待ちましょう。
全員が0/4/0だったら?その試合には勝ち筋がありません。英雄の血筋が途絶えています。

 

・ミニマップを見る
最初のうちは「たまに見てはいるが・・・」みたいな感じになると思いますが、とりあえず横目でちらちらミニマップを見る訓練をしておきましょう。ミニマップは2秒に1回は見るべきだと言われています。

100戦ぐらい消化すると一瞬だけミニマップに映った敵がどこに向かおうとしているのか、ミニマップに映っていない敵が現れる可能性が高い場所はどこなのか、ということが大体わかるようになってきます。

LoLはミニマップに映っている / 映っていない敵を数えて、敵が何を考えてどこに向かおうとしているのかを考えるゲームです。

とりあえず目線をミニマップに落とす練習だけでもしておくと必ず後で役立ちます。

 

・敵ミニオンは資源である
これも腑に落ちるまで50戦ぐらいかかるんですが、ミニオンは兵隊というよりは「金貨袋」です。ミニオンが自軍のタワーに焼かれたり、ミニオン同士の殴り合いによって消滅するたびにあなたは損をしています。

3本のレーンは金貨袋が流れてくるコンベアーです。明確な目的がないときは長時間留守にしないようにしましょう。

「なんとなく大人数でくっ付いていたほうが安心で楽しいから」「協力している感がある」という曖昧な理由で中盤以降適当にMIDレーン辺りに集まってウロウロし、他のレーンをガラ空きにしていると自軍はゴールドをどんどん失います。

 

 

 

■ 今すぐできるコミュニケーション編

・今やろうとしていることを言う
移動中は「こういう目的をもって、ここに向かっています」ということを発信してください。
目的が間違っている場合は誰かが止めてくれます。2人でやったほうがいい場合は誰かが一緒に来てくれます。

とにかく、勝手に自分の使命を決めて勝手に1人で行動しないでください。
「皆でこれをやったほうがいいよ!」というような、チーム全体の動きをバシッと提案するのはとても難しいことですが、「自分は今これをやろうと思っていて、ここに向かっています」と言うのは簡単です。

この発言をきっかけに作戦の協議が行われ、足並みが揃います。サモナーレベル50未満ぐらい同士の戦いであれば全員がこれをやるだけで勝てます。

スキルを当てたり避けたりするのは今すぐ上手くなれませんが、会話を増やすことは今すぐにできます。

 

・3回言う
言いたいことは3回言ってください。

皆それぞれ何かをやっていて忙しいので1回言っただけでは誰も聞いていません。本当に誰も聞いていないので、1回言っただけでは言っていないのと同じです。

 

・自分のレーンの敵が居なくなったら言う
対面が居なくなったら3回言ってください。
居なくなった敵は他のレーンに迷惑をかけに行っています。「なんか居ないな~、CS取り放題でラッキー笑」ではありません。今すぐ大きな声で3回「敵が居なくなった」と言ってください。

もう一度言いますが、居なくなった対面は他のレーンに迷惑をかけに行っています。
そして、「対面の敵が他レーンに向かった可能性」に最速で気付けるのはあなただけです。

自分がリコールするとき、相手がリコールしたと思われる場合でも同様です。
とにかく「自分の管轄を離れたため、対面がどこに現れても責任を持てません」という宣言を一刻も早くしてください。

敵が「ちょっと後ろに下がっていただけだった」とか、「ちょっとだけ川に寄っていただけだった」ことのほうが多いと思いますが、それでも必ず「居なくなった!」と言ってください。9回杞憂だったとしても1回のロームを言い当てることに価値があります。

 

 

・1種類でいいのでピンを出せるようにする
LoLは複数のピンで「敵がここに居た」「自分はここに向かっている」などの様々なコミュニケーションを取るゲームですが、5人全員が身内であればVCでピンの意味は伝わるため、とりあえず出すピンは1種類でも構いません。

1種類でいいのでショートカットキーを設定してピンを出せるようにしておきましょう。

将来的にソロ・デュオでランクをやりたいと思っているのであればピンの使い分けも練習したほうがいいです。

 

・集合する
集団戦やドラゴン、バロンなど、チーム全員でやるべきタスクがある場合は目的地の手前で一旦集合してから向かってください。

黙って1人でバロンやドラゴンの様子を見に行ったりしないでください。あなたがうっかり捕まって犬死するとそのフェーズは敗北が確定します。

 

・試合中に仲間の失敗を責めない
失敗した人を試合中に責めないでください。空気が悪くなるだけで意味がありません。

試合が終わってから「自分の動きはこうだった」「皆の動きはこうだった」「特にここでこうなったのが悪かった」「次はこうすればいいかもしれない」という風に「チーム全体の反省点」として振り返りましょう。

ごちゃごちゃ反省していてもつまらないので、振り返りは1分ぐらいで十分です。

 

・すぐに改善できないことは責めない
スキルが外れた、CSが取れていないなど、ハンドスキル面で今すぐに改善できるわけがないことを指摘したり責めるのは意味がないのでやめましょう。
FPSで「弾当たってないね、もっと当てよう」と言っているのと同じことです。そんなことを言っても突然当たるようにはなりません。

これらはゲームを始めたばかりの時には必ず悩みの種となりますが、プラクティスに籠ったりしなくても(したほうがいいのは間違いないですが)100戦ぐらいやっていればそれなりにCSも取れるようになってきますし、スキルも当たるようになってきます。

 

 

 

【ドミノピザ】おすすめ最強ピザ&注文しないほうがいいピザ

タイトルの通りです。Twitterで皆さんの注文したピザの写真を見る度に「なぜそれなんだ??」と思っているので、全レギュラーメニューを食べた自分がドミノの基本的な攻略と本当のおすすめメニューを書きます。

ちなみに月3ぐらいで食べてます。10年ぐらい前に狂っていたときは週2で食べてました。

 

マヨネーズ系のメニューを選んではいけない

断っておきますが、自分はマヨネーズは普通に好きです。焼いた食パンにマヨネーズだけ塗って食べることもあります。

そんな自分が食べてもドミノのマヨネーズ系のピザははっきり言ってすべてまずいです。マヨネーズの味がどうとかではなく、使われている具や併用されているソースとの相性、分量のバランスが悪すぎます。マヨネーズ系のピザを注文するのはおすすめしません。

 

 

 

クワトロ系のメニューを選んではいけない

前述の「マヨネーズ系のメニューを選んではいけない」と関連しています。

初心者がついチョイスしてしまいがちな「クワトロ・ジャイアント」には「マヨじゃが」が入っており、「クワトロ・ミートマックス」には「炭火焼チキテリ」が入っています。
これらマヨネーズ系のピースが全体の足を引っ張り、満足度が下がります。

特に「マヨじゃが」は何故か「人気メニューです」みたいな顔をしていますが、全メニューの中で下から数えたほうが早いぐらい良くないです。
「炭火焼チキテリ」は比較的食べられるほうなので、何らかの事情があってどうしてもクワトロにしたいのであればミートマックスをおすすめします。

 

 

サイドメニューは全て微妙

チキン系やポテトは全て低クオリティと言わざるを得ません。

「まずい」というほど悪い物はありませんが、そこそこ高い割には量が少なく、味も「まあギリOK」みたいな物ばかりです。

「ピザ頼むような日なんだから何もしたくないに決まってるだろ」というのはその通りなんですが、サイドメニューが欲しいのであれば少し頑張ってコンビニまで歩いてホットスナックを購入するか、パックのサラダや冷凍食品などを添えるほうが確実においしいです。

ドミノのサイドメニューを食べていると「今日マジで妥協したなあ」と強く感じてしまい、気分が盛り下がるのでやめておいたほうがいいです。

 

 

生地はクリスピーかミルフィー

他のピザチェーンと食べ比べてみるとよくわかりますが、ドミノは生地のレベルが低いので、生地が薄くなるものを選んだほうがいいです。

ミルフィーユは薄い生地にカマンベールチーズがサンドされていてモッタリと重く好みが分かれますが、味が好みであれば全体のボリュームが底上げされ生地を薄くすることによる腹持ちの悪さをカバーできます。

クリスピー生地はサクッと軽くて1人でもS/Mピザを余裕で食べ切れるようになるので少人数で色々な味を食べたい場合やピザ複数枚でお得になるクーポンを使いたい場合にもおすすめです。

ただし、クリスピー生地では通常のピザのイメージよりもお腹にたまらなくなるため、S/Mサイズでは1人1枚ぐらいの量が必要になります。ピザ複数枚がセットになるようなクーポンで色々な味が楽しめる一方で、人数が多い場合は量的に満足できなくなる恐れもあります。

 

「1-2ハッピーレンジ」は実質4択

50%以上の割引やピザ1枚無料系の激安キャンペーン&クーポンでしょっちゅう制限される「1-2ハッピーレンジ」ですが、このクラスで食べてもいいピザは4種類しかありません。

・ドミノデラックス

・ガーリックマスター

・ギガミート

・スパイシー

これ以外はすべてカスです。
1-2ハッピーレンジで制限されているクーポンを使用する場合、よくわからなければドミノデラックスをクリスピー生地で注文するのが安牌です。辛い物好きならスパイシーがおすすめです。

 

 

 

そもそも「ハッピーレンジ」とはどういう意味なのか

ちょっと記事の趣旨からそれますが、「ハッピーレンジ」とは「価格帯ランク」のことです。
具がシンプルで安いピザほどハッピーレンジが低く、シーフード系や牛肉などの具が豪華なピザはハッピーレンジが高いです。

クーポン条件を「1500円以下のピザに使える」などとするとLサイズでは何も使えなくなってしまうために考え出されたカテゴリ分け用の造語だと思われますが、なんか意味ありげな響きなだけに初見では意味不明です。
長年使っている自分ですらドミノがこれを言い出した時は意味不明すぎてアホかと思いました。

 

 

初心者がハメられやすいNGメニュー

ジェノベーゼ
「なんかよさげな変化球感」を醸し出していますが、ソースもまずいし芋もまずいです。個人的にはドミノ最悪のメニューだと思います。

マルゲリータ
「ピザと言えばマルゲリータでしょ!」と思われるかもしれませんが、ピザの基礎であるチーズと生地のクオリティが高い店で食べるからそうなのであって、ドミノで食べてもまったくおいしくありません。

・シーフード系
別段「すごく悪い!」と言うほどの物はないのですが、総じて「値段の割にこれか・・・」という感想になるのでおすすめしません。どれを食べても50点みたいな感じです。

・マヨネーズ系
前述のとおりです。

・クワトロ全般
前述のとおりです。

 

 

ドミノピザおすすめメニュー6選

・ドミノデラックス
すべてのメニューを食べた後に戻ってくると味のバランスが非常に良いメニューだということがわかります。安牌です。クーポンやキャンペーンの「1-2ハッピーレンジ制限」内で選択できることもあり、毎回必ず注文しています。ちなみにこのドミノデラックスがまずいと感じる場合、それはマクドナルドでビッグマックを食べてまずいと言ってるみたいなもんなのでドミノの利用自体をやめたほうがいいです。根本的に合っていません。

・ガーリックマスター
クセ強メニューのように見えますが、見た目ほどニンニク感は強烈ではありません。
トマトソースとベーコン&ソーセージの割とオーソドックスな味でおすすめです。
本当に残念なんですが、最近ベーコンがブロックタイプの物からペラペラのカサカサにナーフされて味が落ちました。以前は最強メニューだったんですが・・・。

・ギガミート
実際に食べてみると見本ページから感じるほど「ガツンと肉がうまいぜ!」みたいな感じではないです。ベーコンの質が低いことが原因だと思います。
「ガツ肉嗜好の人には不足、あっさり嗜好の人には重すぎ」という帯に短し襷に長しのお手本みたいな奴です。
メニュー全体の中では割といけるほうで、「ドミノデラックスよりもうちょっとだけヘビーなほうが好み」ぐらいの人にはおすすめできます。ガッツリ肉!みたいな期待はあんまりしないほうがいいです。

 

 

・スパイシー
ドミノデラックスのピーマンの代わりに唐辛子が載っているだけです。そもそもドミノデラックスがうまいのでこれも普通にうまいです。結構辛いです。

・高麗カルビ
「トマトソースばっかりはね・・・」という場合はこれを入れておけばOKです。
スーパーの精肉コーナーの端っこに置いてあるようなタレ漬け肉みたいな具で、ちょっと脂が多く味も濃いのであっさり嗜好の方にはくどいと感じるかもしれません。

・炭火焼ビーフ
「これ牛脂?」みたいな肉の率が高いので無理な人は無理だと思います。結構しっかりと炭の風味が効いています。ステーキの脂の部分とかが好きな人にはおすすめです。

全メニューにそういう傾向はありますが、炭火焼ビーフは特に店舗や日によって質にバラつきが出るのが難点です。

 

 

「おすすめのメニュー」というよりは、「これ以外の物は買わないほうがいい」というレベルです。正直ドミノはすべてのメニューがおいしいわけではありません。

というか、「これは二度と頼みたくないな」というメニューのほうが多いです。
ちなみに生地はピザーラピザハットのほうが普通にうまいです。並べて食べ比べたので間違いありません。

あと「ドミノピザ人気ランキング!」みたいなページではマルゲリータとクワトロ・ハッピーが上位に入っていますが、はっきり言ってありえないです。それしか食ったことないんじゃないのか?

 

 

 

余ったら冷凍する

「多すぎる」「もう1枚無料とか言われても余る」という人はジップロックに入れるかラップに包んで冷凍保存してください。トースターで焼けばまずまず復活します。
トースターがない場合はレンジか常温で解凍してからフライパンの上に置いて弱火で生地に熱を入れると良いです。

生地をクリスピーにすると当日たくさん食べられる上、余っても熱を入れなおした際に生地をパリッと復活させやすいため、翌日以降にもそこそこおいしく食べられます。

逆にミルフィーユ生地はまったく保存に適していません。
カマンベールチーズが生地に染み込んでしまって生地がヘナヘナになり、カマンベールの風味は消え、染み込んだチーズの分だけ無駄にカロリーの多いカスになります。ミルフィーユ生地を注文する場合は当日に食べきってください。

 

 

ドミノピザの良さとは

悪口のようなことばかり書いてきましたが、ドミノピザには「他の宅配ピザチェーンが相手にならないほど安い」という無二の強みがあります。

他店ではキャンペーンやクーポンを使ってもピザ1枚あたり2000円ぐらい必要になりますが、ドミノならクーポンを使えば1枚1000円ぐらいで食べられます。
3000円前後で2~3人で食べても満足できる量と複数の味を楽しめるのは宅配ピザチェーンではドミノピザだけです。

「3枚で安い」というようなクーポンを使って余っても、前述のとおり冷凍することで翌日以降に食べられます。

ドミノの良さはキャンペーン割引の強さと頻度なので、SNSなどを見てクーポンやキャンペーンが強いときに使いましょう。だいたい1か月に3回ぐらいの頻度で何かやってます。常時やっている「マイドミノのランチ持ち帰り699円」も良いですね。

とにかく、ドミノピザはクーポンやキャンペーンを使ってこそのチェーンなので、適当に「ピザくいてw」「これでいっかw」みたいな感じでは使わないほうがいいです。

「クーポンとかキャンペーンとか考えるのめんどくせえわ、別に1枚2000円超えでもいいんだ」という人はピザーラにしたほうがいいですよ。単純にうまいので。

素で使うと割高、クーポンやキャンペーンに乗れば割安という意味ではバーガーキングとかに近いイメージですね。

一番うまくて高いのがピザーラ、飛びぬけて安いのがドミノピザ、中間を取っているのがピザハットという感じです。

 

 

ドミノピザアプリでハーフ&ハーフが注文できない

アプリで普通に操作するとハーフ&ハーフを選ぶメニューが表示されませんが、実はアプリからでもハーフで注文できます。

めちゃくちゃ腹が立ったので記事にしました。