ゲームのメモとか感想

気分で文体が変わる

【X-raypad】3種類買って比較してみた!高いマウスパッドは何が違う?

X-raypad Aqua Control Plus Gray Strata Lサイズ ゲーミングマウスパッド Xraypad ACGRL [並行輸入品]

タイトルの通りです。

自分はずっと1000円ぐらいの安物マウスパッドを使って生きてきたのですが、最近ぼちぼちFPS的なゲームやカーソルの微妙な操作が重要なゲームを触るようになってきたので、ゲーミングマウスパッド的なものを購入してみました。

色々と調べてみると金に糸目を付けないなら日本製ブランドの「ARTISAN」が良いという結論に至りました・・・が、これは最小サイズでも価格が5000円を超えてくる(中でも特に薦められている物は6000~7000円ぐらいする)ため、さすがに「布だぜ?!」となり、そこからまた半日ぐらい調べに調べて、150枚ぐらいマウスパッドを買って比較している沼人(ぬまんちゅ)の記事を読んだり動画を見たりした結果、中国メーカーの「X-ray」が3000円ぐらいで購入できる良い物を作っているということだったので、こちらから選んでみることにしました。

3000円ならロジクールのG640でいいじゃね~かという話でもあるんですが、何せ半日かけてマウスパッドの大先生の記事や動画を見まくったわけですから、鼻くそほじりながら「入門っぽいちょい高級ゲーミングマウスパッドほし~な、ま、ロジだな笑」と30秒で決められるような商品を買うのはあまりにも悔しすぎたため、こうなりました。

しかも何かそれぞれ使い心地が全然違うとか色々書いていて、決めきれずに3枚も買ってしまいました。何でだよ。まあいいだろ、3000円ぐらいだし。いや、だったらARTISANで良かっただろ。めちゃくちゃだよ。

せっかく3枚も買ったのでブログに浅いレビューでも書いとくかみたいな感じです。
では、いきましょう。

 

X-raypad Aqua Control Plus Gray Strata

   マウスパッドの性能を解説するにあたって、玄人は「コントロール」「バランス」「スピード」という表現を使います。「コントロール」は表面の抵抗が強めでマウスを止めやすい、「バランス」は中間寄り、「スピード」はすべすべでサラッとマウスが走るみたいなイメージらしいです。

このAqua Control Plusは「コントロール寄りのバランス」、つまり「そこそこの抵抗感があって止めやすいが、滑りも結構ある」という評価らしいんですが、持っていた1000円のマウスパッドと比べると明確にサラサラで滑ります。たぶん安物のパッドがあまりにもザラザラだったんでしょう。

特に「ちょっと高いマウスパッドてこういう感じなんだ!」と思ったのは厚みとクッション性の高さです。表面は布ですが、つまむとプニプニとしたゴム?シリコン?っぽいクッションの厚みがあって気持ちいいです。かと言ってマウスを乗せて使っていると沈むとかそういうこともなく、程よいやわらかさがあるというか、絶妙なソフトクッションです。「確かに1000円のとはかなり違う」と思いました。

最初に開封したのがこれだったので「コントロール?止まる?よ~わからんな、サラサラじゃん」という感じだったのですが、後述の2種と比べてみると確かにこちらのほうが若干の抵抗があってピッと止まります(「ピタッと」というほどではない)。今回3枚のマウスパッドを購入しましたが、最終的にはこのAqua Control Plusをメインに選びました。

あと自分は尋常じゃないぐらい手汗が出るんですが、このマウスパッドは汗を吸っても臭くならないし、お湯で洗って水気を切ってドライヤーで乾かすだけで手入れできるので、そのあたりも良いです。なんか現代アートみたいな変な柄だけは気に入っていませんが。

実は買ったのは半年ぐらい前なので既に結構使っています。何度か洗っていますが、劣化は感じません。耐久性も問題ないです。

 

 

X-raypad Aqua Control II

前述のとおりAqua Control Plusだけを使ってみた段階では「止まる」というのがよくわからなかったのですが、2枚目を使ってみて「確かにちょっと違うな」と思いました。こちらのほうが滑らかでサラサラです。

ちなみにこのAqua Control IIは1枚目のAqua Control Plusの改良版というポジションらしいのですが、並べて比べてみると質感が結構違っていて、単純な後継・上位互換という感じではないです。完全に好みの差というか、どちらのほうが良いということもないんじゃないかなという感じです。こちらのほうが抵抗なくサッと動きます。博士も「こちらはスピード寄り」と書いていました。

柄や色でも使い心地に差異があるらしく、自分は変な柄(マジで変な柄)のAqua Control Plusと黒無地のAqua Control IIを比較しているので、その辺も大きいかもしれません。Aqua Control IIは桜の柄が人気みたいです。

 

 

X-raypad Equate Plus V2 Kiwami 

ダサい。ありえないダサさだ。

デザインがありえないダサさなのは置いておくとして、これは上記2枚の中間ぐらいの使い心地でした。Aqua Control Plusよりも少しだけ滑らかで、Aqua Control IIより少しだけザラつきがあります。

質感だけなら僅差でこれが一番かな?とも思ったのですが、やはりちょっと気分が悪くなるぐらいダサいのでメインで使うのはやめました。

じゃあ最初からこんなの買うなよって感じなんですけど、これを買ったときはマウスパッドの大先生の話を何時間も見たり聞いたりしていたので、何かちょっと感化されちゃって狂っていたのかもしれません。

死ぬほどダサいですが、使い心地は良いです。Aqua Control Plusがボロくなってきたりしたらこれを使うと思います。死ぬほどダサいですが。

 

 

サイズ、大きさについて

マウスパッド博士の皆さんは「とりま一番デカいの(XXLサイズ)を買っとけ!」みたいに書いている人が多いですが、自分は一番小さい物(Lサイズ)で十分でした。

Lサイズでも360x300って27インチモニターの半分ぐらいのデカさですよ。これ以上でかいのが必要って、フルサイズキーボードの端から端まで振るような人だけじゃないですか?

ヴァロラントやってる人は400DPIとからしいので、そんぐらいの設定なら広さをフルに使うのかもしれません。自分は1200DPIなので全然Lサイズ(360x300)で十分です。大抵の雑魚ゲーマーはそんなもんなんじゃないでしょうか。

確かに大きくて困ることはないですし、デスク一面同じ柄・同じ質感のほうが気持ちがいいので、XXLにしておいてもいいかもしれませんが、自分のように低コストで何種類か試してみたいということならLにしても実用には困らないと思います。

 

 

高いマウスパッドは素人にもわかるぐらい違いがあるのか

少なくとも1000円前後のマウスパッドとは全然違います。
上にも書きましたが、特に違うと思ったのは厚みとクッション性ですね。表面の手触りもだいぶ良いです。

ただ、1000円ぐらいのマウスから5000円ぐらいのマウスに買い替えたときと同じ感想というか、マウスパッドが「ゲーミング」になったからといって劇的にクソエイムが改善されるみたいなことはありません。

マウスパッドが1000円から3000円になっても当たらんもんは当たりません。エイム力は道具だけでは良くなりません。でも、使い心地の差ははっきりと感じますし、詳しい人が「止まる」とか「滑る」とか言っているのも、手元で並べて比べてみると確かに個性があるというのはわかります。