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50種類以上のマウスと比較して選んだ最強多ボタンマウス ロジクール G502X PLUS レビュー

※ 記事内の価格はすべて執筆時点(2023/7/15)価格です。

6000円ぐらいで買える新しいマウスを探してたのに、12時間ぐらい比較検討した結果2万円のマウスを買ってしまいました。

G502X PLUSのレビューです。

価格:19800円 / 17300円 / 9900円
買ってよかった度:★★★★☆(4)

 

2万円の価値はあるのか

ゲーミングマウスのサンプルが50種類以上ある店で全てのマウスを触ってみた中ではぶっちぎりでこれが良かったです。

ほかに気になっていたG604やG903、RazarのBasilisk V3やNaga Xと比べても「G502Xのほうが断然上」だと思いました。
(あくまで「多ボタンマウスが欲しい」という前提での話なので、割当できるボタンが2-3個でもいいからFPS向けの軽いマウスが欲しい人とかはだいぶ話が違ってきます。)

本当はROCCATのKone XP Airとの比較をしたくて実店舗まで足を運んだんですが、ROCCATは店頭での取り扱いがなかったため、Kone XP Airとは比較できていません。

G502Xに触れたあとに家に帰ってきて改めてG402を握るとマジで「これ何??」ってなって悲しかったです。本当に同じ会社が作ったのか?

G502Xを知ってしまうとG402はマジモンのカスマウス、山岡さんの鮎です。

ただ、G502Xにも「ここだけはクソ」という欠点があったので一晩悩みました。詳細はこれから書いていきます。

 

各モデルの違い

「PLUS」は無線で使えて光ります。

LIGHTSPEED」とだけ書いているモデルは無線で使えて光りません。
LEDが載ってないのでPLUSより4g軽いです。ただ、持ってみてもPLUSとの4g差はあまり体感できませんでした。

「名前に何もついてないG502X」は有線です。
本体は更に軽い(約10g差)ですが、ケーブルの重みなのか、触っても特に軽いとは思いませんでした。
バンジーとか使えば軽いのかもしれません。

有線タイプはamazon価格が9900円、光らない無線の「LIGHTSPEED」は17300円、光る無線の「PLUS」は19800円です。高すぎワロタ。
てか光らすだけで2500円とるんかよ。

 

G502(旧モデル)との差

旧G502もサンプルがあったので触って比較しました。
サイドボタンの押しやすさがまったく違います。
旧モデルは有線が7800円、ワイヤレスが11800円ぐらいで買えるので今こそお得!みたいに見えますが、自分の感覚的には絶対にG502Xを買ったほうがいいです。別物です。重さも15gぐらい違います。

また、デバイスレビューをやりまくっている杉田みたいな喋り方をするYoutuberが「G502Xの奥側サイドボタンは押しづらくなっている」と言っていましたが、自分は断然押しやすくなっていると思いました。

ここのボタンに関して旧モデルのほうが押しやすいと言っている人は結構居るみたいなので、G502→G502Xに乗り換える人だけが感じるものがあるっぽいです。

G502Xはサイド5つのボタンがすべて無理なく使えて非常に素晴らしい形状だと思います。
というか、ロジとRazerの現行ゲーミングマウスはたぶん全種類あったので全部触ったんですが、サイドボタンが4つ以上のマウスで「これなら初日からサイド全部押せるな」と思ったのはG502Xだけでした。

G502Xがすごいというより、他のやつって真面目に作ってる??というのが正直な感想です。

 

大きくないのか / 重くないのか

いま80g以下のマウスを使っている人からすれば重いかもしれません。たぶん多ボタンマウスという時点でカルスギマウス教徒の選択肢には入っていないとは思いますが…。

サイズは商品画像から受けるイメージよりも若干小さかったです。G402に比べると握り心地はひと回り小さいです。

自分は最近G304をメインで使っているので、かなり小さいマウスに手が慣れている状態です。それでもG502Xに対して「デカすぎ!」とは思いませんでした。

ただし、女性や自分の手が小さいという自覚がある人にはこれでも若干大きいかもしれません。イメージよりは小さかったというだけで、決して小さめのマウスではないです。

あと巷のレビューでは「くびれが深い分グリップ感が~」とよく言われているのですが、そこは言うほど感じませんでした。取り立ててくびれが深いともがっちりグリップできる感触があるとも思いません。

 

欠点

あまりにも価格が高すぎる点でしょう。しかしG502Xは想像以上に感触が良かったので、無線タイプが12000円ぐらいなら迷わず即買いしていたと思います。

機能的な欠点はホイール下ボタンの上側が「ホイールを無限にコロコロさせることができるようになる切り替え」という意味不明ボタンになっていることです。

ホイール下にある2ボタンのうち下側のものは自由に使えるんですが、「どうやって押すねん頭おかしいんか」と思うような位置にあるので、これは実質ないのと同じみたいなもんです。

つまり、ホイール下にボタンが2つあるように見えるのは完全に幻です。

ホイール周りに押しやすいボタンが2個あればすぐに買っていたと思います。
値段の高さとホイール周りのボタンが使えないという点で非常に悩みました。
ここ以外はすべてが良かったです。

ロジクールはG304のボタンを2つ増やしてホイールのチルトが使えるようになった物を8000円で売ってくれ。

 

半月ぐらい使ってから書いた追加のレビュー

大したことではないですが、新たに発見した欠点などを書きました。