前回の記事で絶賛した（？）G502X PLUSの追加レビューです。
お察しの通りだいたい不満点の追加なんですが、とにかくそういうのがあるので書きます。
LEDの光が目に付く
眩しすぎて2日ぐらいでむかついてきました。
他の光るゲーミングマウスって掴むとLED部分が隠れる物がほとんどで、「光ってもどうせ手で隠れるから意味ない笑」とか言われてますが、G502X PLUSは左サイド（親指側）までLEDのラインが走っているため、ずっと視界の端で光がチラチラ見えます。これが本当に鬱陶しいです。
多くのゲーミングマウスのLEDが手で隠れるのには意味があったというか、使ってるときは見えないほうがいいんだなと実感しました。
幸い、LEDパターンは細かく調整するメニューがあるのでかなり暗めの色にして使っています。
でもなんかスリープから復帰するときに「俺ってどうやって光ればいいんだっけ？笑」みたいな謎の挙動が発生して一瞬めちゃくちゃ明るくなるんですよね。何故？
完全に消すこともできるんですが、光らせ代2500円を払った身としては（光らないモデルはPLUSより2500円安いです）完全消灯で使うのは悔しいです。やっぱ最初から光らないほうにしとけば良かったと思ってます。
なんかカチャカチャ鳴る
マウスを浮かせてマウスパッドの上に置き直す動作をすると、そんなに強く叩きつけてもいないのに「カチャ！」とプラスチックの空洞を感じるような音がします。
着地のときにクリック部が微妙にグラついて揺れる感触があり、ローセンシでマウスパッドの端から中央に戻す動作が多い人は結構不快だと思います。
また、無線アダプタを収納するスペースのフタが底面にマグネットでくっ付いているのですが、激しくマウスを振ったときにこのフタも揺れます。自分は外して使っています。
「どれだけ振ってもビクともしない！ロジクール安定のビルドクオリティ！」みたいなレビューをしている人が結構いますが、これ言ってる人は今後二度と信用しないほうがいいと思います。ブンブン振るだけでも普通にカチャカチャ鳴ります。
脅威のバッテリーもち
10日以上使ってまだ一回も充電していません。バッテリー残量の表示は40％です。素直にすごいです。自分は毎日8時間ぐらいは触っていますが、充電は半月に1度ぐらいで使えます。
充電もめちゃくちゃ速いです。PCのUSBポートから給電して20分ぐらい置いておけば100％になります。
ちょっと風呂に入ったりご飯を食べている間にケーブルを挿しておくだけで充電完了です。無線充電のマウスパッドとか買わなくても全然大丈夫です。
ホイール下のボタンは意外と押せる
前回のレビューで「ホイール下のボタンは押しづらすぎて実質存在しないのと同じ」と書いていましたが、中指の第一関節あたりを押し付けるようにすることで意外と押せました。
撃ち合いとかやってる最中にこれができるかと言われると多分無理ですが、ある程度落ち着いたシーンで押すようなボタンに割り当てれば普通に使えると思います。
掃除しづらい
サイドボタンの下に1mm未満の窪みが存在しており、この部分の拭き掃除ができないのでイラっとします。つまようじとかでほじくるしかありません。
それでも良いマウスという評価は変わらない
「なんかカチャカチャ鳴る」のところはかなりのマイナスですが、ボタン数の多さと押しやすさ、握りやすさという点でとても良いマウスであるという評価には変わりありません。
購入を検討している方は「どうしても光らせたい」と思っていないのであればPLUSよりも安くて4g軽い、光らないほうのモデルのほうが良いです。
更に半年使ってみての感想（24年3月追記）
半年使ってみましたが、特に不具合は出ていません。引きこもりなので趣味に仕事に毎日ハードに使っています。
自分は他の機種に不満を感じ（過去の記事で他のマウスのことも書いています）、実店舗に置いてあった50種類以上のゲーミングマウスサンプルとも比較した上でG502Xが最高だと判断して購入しました。
それから実際に半年以上使ってなお、このマウスは買って良かったという感想は変わっていません。
値段は高いですが、最初のゲーミングマウスを探しているという初心者でも多ボタンを求めているのであればG502Xをおすすめします。安価なG304やG402で妥協しても結局これが欲しくなるはずです。自分がそうだったのでわかります。
ただし、ローセンシで長距離を振りやすい軽量マウスを探しているのであれば他の機種にしたほうがいいです。
